調査と 300円のチカラ

ささ

2023年01月16日 09:10



新年明けましておめでとうございます!
      今年もよろしくお願いします!!


年明けの 初釣り です。三連休の最終日が凪ぎとなり、軍曹と出ることにしました。場所はホームから離れた風裏となる海域。狙いの半分はフィールド調査です。

その調査。事前の予測では渋いだろうと、軍曹は「海に浮かべればいいよ」「そのうえで釣れれば充分」と言ってくれます。私もそういう釣りになるだろうと考えていました。



で、まずは誘導灯を攻めます。スズキが着いているだろうから。真冬でもスズキは沿岸にいてルアーに反応してくれますからね。さてどうか。



いざ始めます。軍曹は説明した通りに打ち込んでいきます。さすが呑み込みが早い。ていねいに一本一本打ち込んでいきます。



ここはかつて、ボートを手にした頃に通った場所です。当時は違う造りでした。そして着いている塔と着いていない塔に分かれていたんです。潮の流れ方やぶつかり方に違いが出るのでしょうね。着いていれば迷わず食ってくるポイントでもありました。



ところが出なかったんですよ~
随分と時間をかけたんですけどね。スズキは着いていなかった・・ということなのでしょう。



固いと思われたポイントが不発に終わりました。仕方がない。場所を変えることにします。



過去に打ち込んだポイントを回っていきます。私はテンヤ。軍曹はダイソーのタイラバです。300円の。
ダイソー製はともかく、このときタイラバで攻めるのはどうかと思っていました。というのも、魚探にお魚マークが映らないからです。こういう状況では仕掛けを大きく動かさないテンヤに分があると考えていました。
しかしそのテンヤに反応がありません。こんな状況じゃいよいよ厳しいか・・



そう思いかけた時、軍曹のタイラバにバイトが来ました。ちょっと驚き。だから大事に掛けてほしいと告げます。しからばフックアップ! ファイト開始。ギュンギュンとやり取りが始まります。



出したり巻いたり。そんなファイトを経て上がってきたのはナイスコンディションのブリでした。こんな個体がまだ残っていたんですね。そのうえで強運を引き寄せたのだろうと、ラッキーに感謝しながらその後も続けます。すると軍曹がまた掛けちゃった。こりゃ本物だ。



じつは、ホームでは12月に青物が随分釣れました。その群れがいま散っているのかもしれません。加えて底砂を移動するブリは魚探に映りにくいと聞きます。今回のがそれだったのでしょう。

この2尾はブログネタとしても重宝します。軍曹よありがとう。
それでも今回の目的はフィールド調査を兼ねていました。ならばポイントを変えよう。軍曹はヒラメを捌いてみたいと言うし。



そこで移動を繰り返します。過去に打ち込んだポイントを回っていくのです。けれど巡る大半はもぬけの殻でした。冬は厳しいフィールドなのかもしれませんね。



そんなこんなで潮止りも近づいたことだし、そろそろ最後にします。ここはヒラメが着くだろう場所として私が睨んできたところ。まずは潮上に漁礁があって、そこから潮下へと流していくアプローチがパターンです。



すると軍曹がまたまた掛けました。すげ~な。なのに今回はやり取りの声が聞こえません。大きくないのかな・・ そう思わせた瞬間、
「おおっ、これは!!」
軍曹が雄叫びを上げます。もしやと振り返れば茶色い影が浮いてきました。



「ヒラメだ!!」 「やった!!!」

それは念願の魚でした。サイズなんてどうでもいい。随分と待ち望んでいたヒラメを彼はとうとう釣ったのです。それも渋く厳しいと思われた状況で。これは嬉しいぞ! 果たして軍曹の目標がまたひとつ叶ったのでした。



ということで。
振り返れば、この日はまさかのタイラバで釣れる回となりました。それもダイソーの300円ですよ。釣具店では1個1000円はする立派なメーカーものが並ぶ中で、軍曹は300円のを用いてケロリと釣ってしまったのです。前から思うけど、ルアーの効果って要所を備えたら値段じゃないんだよなぁ。



そして調査。浅い海では、冬に釣果を出すのは難しいのかもしれません。それでも満足する結果となりました。ここは風裏としての強みも発揮しそうだし、じっくりとパターンを広げていくのもいいかもしれませんね。

そうです。一年がまた始まりました。
これからも続けていきますよ!
よろしくお願いします。









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