サメのたたり?

ささ

2023年12月04日 09:10



よかったら写真の展開もどうぞ。
    ↓

久々の海は2か月ぶり。だからどこで釣っていいのか迷います。その結果、県央に。ここは何年ぶりかな。聞けば鯛は終盤。盛況だったタチウオも細くなってきたとのこと。それでもブリなら年末まで釣れるはず。そう思って来ました。



目的はジギング・・ というより個人的にはジャーキングマダイです。というのもロッドを新調したから。深場用の80gを飛ばす竿を試したかったんです。



なのに魚探に反応が出ません。ベイトの影すら映らない。「こんなことってあるぅ??」。いまはハイシーズンですよ。なのに海の中はスッカラカンです。そのうち潮どまりを迎えてしまいました。それでも誘うことをやめません。すると・・。



中層で「モモっ・・」という反応とともに巻きが重くなりました。とりあえずアワセます。追いかけてきたハタが掛かって口を開けているのかな・・そう思います。なにより巻けてるし。
すると途端に走り出しました。“ビュ~~~~~ッ”。これを見た軍曹が「青物ですね」と言います。私もそう思います。でも掛けた魚は首を振りません。なんだなんだ?
その魚は繰り返し走りますが、リールはしっかり巻けています。そしてとうとう上がってきました。



「茶色いぞ。もしやカンパ・・ 」「あ、サメだ」。



見ればフックがガッチリ掛かっています。それにラインは口の外です。だから寄せられるわけだ。



うまくランディングしたサメは狭いボートの上でドッタンバッタン。
「うえ~」。私が落胆の声をあげると「すぐ逃がしますか?」と軍曹が問います。サメなんて面倒この上ないもん。
しかし落胆の裏で私は、「しめしめブログネタができたぞ・・」と思うのです。早く釣りに戻りたい軍曹をしり目に、彼が構えるカメラの前でああ持ったりこう持ったり。さんざんポーズをとった挙句、さんざん軍曹に時間をとらせた挙句、海に放り投げたのでした。10分も20分も陸でいじくられて、サメって強いんだなぁ・・そう思います。



こんなヒドイことをしたからか、この後もま~ったく釣れません。海の中は嘘みたいに空っぽなのです。これってもしやサメのたたり?



おまけに私の対処ミスで緩めていたラインをペラに絡めてしまいました。ガッチリ巻き付いたラインを切り取るのに四苦八苦。波立ち始めた冷たい水に濡れたのでした。



そして帰り。たたりは続きます。
高速道路でバーストしたのです。バラララ・・という音とともに白煙を吐きながら。釘の類でも踏んじまったかな。



じつはトレーラーでのパンクは2度目。同じ高速道路上です。ここまでサメのたたりは続くのか。それでも落ち着いて端に寄せます。そしてタイヤ交換を始めます。車載工具で要領を得ない私に軍曹がしびれを切らして手伝ってくれました。ありがとう。


ということで。
今回は情報の少ない県央に飛び込んでみました。が、想像以上の苦境貧果でした。だから釣れたサメをデッキの上でいじくり回したのです。ブログネタのために。
それが理由かトラブル連発。こりゃもうサメのたたり確定でしょう。

ただでさえ良い思い出がない県央。気持ちは更に遠のいたかな?






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