ズケズケとギラついてる
午前4時。出発しようと家を出れば濃霧です。前日の暖かかった空気が冷やされて霧になったのでしょう。3月に入り春を迎えるかのように思えましたが、実際は冬のうちであるのだと知ります。
さあ海に出ました。今回も県南です。そよ風の予報が暴風へと変わっていました。なので当分は風裏で待機します。風がやむまで岸沿いの真鯛を狙うのです。だけど反応がありません。落ち着くまで待つしかないか・・。
その2時間後、やっと凪いできました。日が昇りきって風も収まりました。ならばと前回より目途をつけていた海域に向かいます。気のいい船長が言ってた青物爆釣ポイントを探すのです。
すると進む先に船団が見えてきました。目途をつけていた場所と重なります。おそらくここなのでしょう。ここに参戦することにします。
まずは着いて自分の位置取りを考えます。あの船団に混じるのか、少し離れた場所で同じフィールドを流すのか、です。
こんなとき、効果が同じなら離れて流しながら様子を見るのがスマートというもの。だけど 「そんな奴じゃないだろう?」と自分が語りかけてきます。「ズケズケとしてギラついてたお前じゃなくなったのか」と問うのです。
ええい、ままよ!。
スマートさなどかなぐり捨てて船団に割り込みました。
すると一投目からヒットです。やはりバイトはジグの浮遊間。場所が変わってもブリはブリですね。ドラグを出されながらも強力な電動が巻き上げてきます。手に取ったのは80UPでした。初場所でこれなら合格だ。
そして2回目の流しです。ここからは周りのアングラーも見えるようになりました。けっこう早いピッチでしゃくっています。
対する私はゆっくりめでジグをヒラつかせる考え。ならば2本目です。今度は落ちて60UP。
その後もワントレース・ワンヒットが続きます。潮どまりを迎えても続くのです。だけどみるみる型が落ちていく。これはホームのパターンと同じかな?。
そうとわかれば途端につまらなくなります。
ならばもうここはいい。予定ではもう一つを回ることになっています。祭りの終焉を迎えることなく移動しよう。そうやって調査対象の2つ目に向かうのでした。
ということで、狙い通りに場所をみつけられ、自分のパターンで結果につなげることができました。でき過ぎです。だから途端につまらなくなった・・というわけではないけれど、今回はこれで充分なのでした。
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