凪ぐには凪いだが・・

ささ

2010年12月06日 17:00


強烈な低気圧が日本を縦断した週末です。
金曜日に九州を通過したおかげで土曜日は持ち越しの時化波。
日曜日どうかな~と思いましたが、嘘のようなベタ凪になりました。

しかし沖に出てみれば、時化が海中をぐちゃぐちゃにしてしまい、大変な濁りようです。
「こりゃぁ・・」
午前中を早々に諦め、改めて夕まづめを狙うことにしました。

その出直した午後3時。
いっとき走ってみるものの、カモメが見あたりません。
ナブラに化けるはずのベイトも中層を散漫に移動しています。
そのたまに映るベイトに開発中の秘密兵器を沈ませますが反応もなし。
周りを見渡せば、潮通しの良い沖では多くの船がマダイを狙っているようです。
だけど私はナブラ打ちに来ています。ちょっと変える気になれません。
万が一のチャンスを求め、カモメとナブラを最後まで探し続けました。
そして夕日が岬に沈む定刻が来て、竿を納めることとしました。


ガ~クシ。
天候には勝てましぇ~ん!!















ちなみに・・
午前の釣りを終え帰港したら、スロープにシカが浮いていました。
もしやと驚きましたが、シカでした。
その後、猟師の方が取りに来たので質問すると、「身を冷やすのとダニを取るため」なんだとか。
それにしても強烈ですよね。
加えて猟師さんの目のギラつくこと。やはりハンターです。
このハンティングには昔から興味があって、ナイショで散弾銃を撃たせてもらったり、こそっと連れていってもらえるはずだったりと、いつかは始めたい趣味なんです。
でも、猟師は良い死に方をしないとも聞きます。
魅力的だけど後戻りできない世界かも知れませんね。
そんな気がします。


この子は軽トラの檻の中でおとなしくしている猟犬です。
一瞬、RANさんのランランを思い浮かべましたが、プロットハウンドという種類なんだそうです。
利口そうな目をしていましたよ。


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