潮止まりはイトヨリ

ささ

2025年05月05日 09:10



釣行前から不安が募ります。この日は干満差が数十センチしかありません。これは釣れないかも・・と心配するのです。
一方、海はノッコミに入った模様。真鯛は浅場にさしているといいます。案の定、手前のポイントには船団ができていました。見れば魚探の反応も上々です。そこで少し試してみることにしました。




するとジャーキングマダイの落ちパクで小さなカサゴが釣れます。あれ、真鯛じゃねーじゃん。そしてその後は全く反応がありません。どういうこと?。



仕方なく沖に向かいます。狙っていた段差ポイントです。しかし沖でも反応がありません。潮の動かないせいだと思っていましたが、無風の中でボートは案外流れています。それでも繰り返すジャーキングに反応がないのです。



仕方がない。時化だす前にいくつかのポイントを回ろう。あちらこちらをチェックします。だけどどこに行っても反応がありません。



まいったな。
気がつけば潮止まり時刻です。ならばもう手がありません。釣りを終えよう。あきらめの気持ちで港に向かいます。その途中、小さなカケアガリを思い出しました。帰港がてらに流してみるか。潮止まりの中、だめだとわかっていながらタイラバを沈めます。すると、コココ・・と反応です。
ええっ、潮止まりに魚が食いつくなんて。




信じられない気持ちで釣りあげてみればイトヨリでした。でけぇな、50cmくらい。まさか潮止まりで釣れるとは思いませんでした。とはいえイトヨリです。誇示しちゃ悪いような。それでも魚が増えたのだから助かります。ブログの展開も広がる。当初、チビカサゴだけでどう文章にしようかと悩んでいましたから。



ということで。
干満の小さな日の釣りでした。県南に通い始めて4か月。未だ傾向の分からないところがあります。ここにきて足踏みが続いている感じ。潮止まりのイトヨリに助けられることなく安定した攻め方ができるようになりたいです。はい。







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