ヤズだけど調査成功~!

ささ

2011年10月17日 09:27


今回は調査のための出航です。
本命の日本海が荒れて、内海である大分も北風が強い。
ならばと、風裏にあたる南側をあれこれと悩んだ挙句、一年ぶりの場所に決めました。
ここは下げ潮がよく、朝ゆっくりと家を出ます。
港に着いたのが10時過ぎ。
本番を迎える直前の海況はどうでしょうか。


まずは最初のポイント。
水深70mから一気に20mへ盛り上がる山のような瀬です。
潮上から流れの当たる面を探ります。
だけどベイトの影なし。
頂上を過ぎたころに影が写り、食いついてきたのはうっかりカサゴでした。
落ちてきたところを食いついた感じ。
ルアーの沈下速度が底あたりで急激に早くなります。
おそらく二枚潮なのでしょうね。
根魚が立て続けに釣れたことから青物をあきらめ、次に移動です。


次は前回反応の良かった岬沖。
しかし今回この時間は大してベイトが見えません。
早々に見切りました。

前回調査した場所はここまで。
さてどうしたものかと思案していると、沖に気になる礁が見えました。
「あそこに行ってみよう」
前回荒れて届かなかった岩礁帯へ向かいました。

すでにここには先客がおり、岩礁の潮裏にあたる掛け下りを攻めています。
繰り返し流しているところを見ると、経験からくる確固たるものがあるのでしょう。
でも初めての私は、まずは潮の当たる面を探りたい。そのプレジャーの横を通り過ぎ、潮上にあたる場所をスローに進みました。
すると ビンゴ!
魚探の画面いっぱいに映るベイトとその中にパラパラ映る青物らしき影です。
ここで沈めたルアーがSPYというジグのピーコ。
ロングジグでセンターバランスですが若干フロントヘビー。これでスライドの自走距離を伸ばし、左右非対称の平たい面を上に向けヒラヒラと沈ませるのでしょう。
映った青物らしき影はおそらく(ブリ系)ヤズだろうってことで、スライドジャークを織り混ぜたワンピッチです。


すると一投目からひったくるようにヒット!
「これは続くな」って確信し、その後は流すたびにヒットです。
あの竿この竿、あのジグこのジグ。
ところが6回目で潮の流れが変わってしまい、嘘のように魚の影が消えてしまいました。
この間がいわゆる「時合」だったのかもしれません。
よく「スイッチが入る」などと言われますが、それは潮の流れが変わるからかもしれないな~なんて感じました。



・・ってことで、型はヤズでしたが見込んだ場所で結果が出てうれしかったです。
流れの中で泳いでるせいかサイズ以上に引いてくれたし
これでまたひとつポイントが増えました。
こういうのも「自分の釣り」のひとつですね。
今後もコツコツと続けていくつもりです。













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