みそぎ・・になったろか?

ささ

2012年11月05日 09:10


本格復帰したつもりの山口遠征では、思いっきり撃沈しました。
これは、地元での出直しを神サマが求めているのだと、今回は県北の海に出たんです。
ジギングライフ再突入前のみそぎをしたい。
さて、結果は?




ここでの対象魚は主に真鯛です。
タイラバで数を稼ぎ、あわよくばデカ真鯛を手にしたい。
2種類のタックルを用意し、手を変え品を変えアプローチします。



でも、遊んでくれるのは外道ばかり。
貴重な真鯛のアタリも合わせ切れです。
PE0.8号が劣化していました。
この10ヶ月、中途半端な気持ちだったからなぁ。
釣り感覚の薄れと厳しさを感じ始めます。
でも今日は見切りをつける気持ちになりませんでした。



海上で昼食を済ませた後、ナブラに遭遇します。
「別にヤズを掛けたところで・・」
などと悪態をつきながらも、退屈しのぎにキャスティングしてみます。
するとこれが面白いのなんの!
シマノの一つテンヤマダイという竿でキャスティングしたのが初めてなら、これで青物掛けたのも初めてだったんです。




ナブラの正体はヤズとサゴシでした。
こんな小物でもこの竿は“キュ~~~ッ”てしてくれます。
何がキュ~かを説明するのは難しいんですが、竿が絞り込まれる感じといったらいいのかな?
グレ師の喜びはこんなかなっていう。



その後沈んだナブラが沸き上がるのを待っていると、魚の群れが底付近を通過するのが魚探に映りました。
そこでキャスティングに使ってた16gをすぐさま沈めます。
軽いので着低するまでじれったいけど、そこは我慢。
ラインの放出がフワリと止まったのを着低とみなし、しゃくり上げた途端、ゴン!
「おっ、狙い通り! そしてトルクがある」
ヤズのサイズUPかな? などと期待せずに巻き上げると・・



「あっ、赤けぇ!」
「やった、マダイじゃら!」
たった40cmですが、と~~っても嬉しい!!
だって、みそぎになるもん。


てなことで、ほんとラッキーな地元釣行を終えることができました。
これでみそぎは終えたと思いたい。
心の引っかかりが取れました。
さぁ、青物だ!







今回、奇跡の真鯛キャッチを演出してくれたのがこれ、シコジグラのピーコです。
バイトは巻き上げと同時だったので、フォール中に食ってたんだと思います。
稲妻フォールする特性があるので、それがよかったんでしょうね。
つまり実力じゃなかったってワケ。



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