ゴールデンウィーク前半を利用し、山口遠征しました。一泊2釣行です。
場所は汐巻。
じつをいうと風邪気味だったんです。前日から寒気がしており初日は微熱を抱えてました。
でも、初日の波高が1.5mで翌日は終日1mなんて、最近ではちょっとないくらい。
だから無理をするのも仕方がないですよね。
潮風に当たってるうち治ってしまいました。
さて、荒れた初日を終え写真は2日目。
汐巻に到着すると、そこは漁船だらけです。その多さに、「凪の日を待ってた!」っていう期待が伝わります。だけどなんだか釣れる雰囲気がしません。なぜだろう。どこか穏やかに見えるんですよね。
魚探を覗いてもまとまったベイトは映らず、小さな株に1尾の青物が付いている・・ そんな感じです。
そこへすかさずジグを沈めますが見向きもしない印象。活性が低いと見込んでリールを1/3回転ずつ回しながら丁寧に誘っていきますがこれも同じ。迷って周りに目をやればタイラバが目立ちます。こうなってくると、映るお魚マークが青物ではなく真鯛に見えてしまう。
とはいえ、1時間以上もかけて汐巻まで来たんだ、しっかり頑張ろう。 そう言い聞かせて小さなベイト株を打ち続けました。
そんななかで、嬉しいことがありました。
あるプレジャーが「釣れますか~」と声を掛けてくれます。
ダメダメとおざなりに手を振りますが、「ブログ見てるよ~」との言葉に一気に高揚!(苦笑) 嬉しくなって少し話し込みました。
「電動ジギングやらないの?」と聞かれたときにはつい笑いも出ましたが、聞けば今日の海況をやはり良いとは感じていない様子。前回来たときはしっかり釣ったらしいんですが全てがスレだったそうです。
ん~ 渋いのかなぁ。
その後、潮が変わるまで粘りました。
下げはじめに海の雰囲気が一変したのでここぞとばかりに気合いを入れます。 しかし、結果が中層でヤズをスレ掛けただけだったので、これを見切りに場所移動しました。
その後は事前に仕入れておいた場所を新規開拓して回ります。
あらかじめ打っておいたポイントを回りますが、いけどもいけども魚礁らしき影は映りません。おそらくそうだろうな・・とは思っていましたが、まさかここまでないとは・・。
釣れないなら釣れないで次に繋がることをして帰ろうと走り続けるものの、空しいばかりです。
そんな落陽の響灘を確信もなく走り続けると悲しくなってきます。だけど疲れきった体に当たる潮風は何とも心地いい。な~んかへんな感じ。
この日10時間の釣行を終え、港に戻ったのでした。
え~
地元Uさんに聞けば、汐巻きにこだわらない方がいいんじゃないかとのアドバイスをいただきました。確かに彼は違うMYポイントでグッドサイズを出し続けています。加えて、汐巻でダメだったが帰りがけに良いのが出た、なんてことが知り合いの船長達にもちょくちょくあるそうです。
今回の結果がそれを裏付けているようにも思えますが、未だ私には汐巻神話が根付いており、そこを離れるとどうも自信がありません。
確証のある場所を得るためにも、今後は50対50で他にもウエイトを置いていかねばと感じています。
気力が戻るまで少し休憩。
釣れない日はいつもの通り美味しいものを食べます。
それが悪いんじゃないかって気もしますが、まぁ美味しいんだから。
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