久しぶりの釣りです。
平日ですが、県南北部に出ました。
投稿しなかった先週を除くとおよそ2ヶ月ぶり。
イワシの大群が湾内に押し寄せ、これに真鯛やハマチがついてるという状況です。
一番食い気の良かったお盆を仕事で潰したせいか、明けた先週はスカを引くことに。あれほどいたベイトが移動してしまったんです。
しかし、ハマチのナブラは頻発しているらしく、今回は真鯛を諦め、ナブラ打ちに目標を変更することにしました。
そのナブラです。6時頃から騒ぎ出したものの、どれも単発で沸騰するレベルにありません。
キャストを繰り返しながら、「これは厳しいな・・」って感じ始めます。
ここはジギングに絞ろうか・・
今日は取り寄せていたメタルジグがあります。
関東でのワラサ爆釣って本当かな。
果たして2way spiky longはアタリでした。
ティップで弾くように跳ね上げたあと、フォールに時間をかける遅めのワンピッチで誘います。
中層にいるときは早めのワンピッチでタナを上げて、一定層から誘い始めます。
バイトはフォール中の横を向いてヒラついてるときに集中しますから、次のシャクリあげた違和感で巻き合わせるっていう作法です。
なんか自動的に釣れる感じ。
これってスローピッチジャークのそれと同じですよね。
私みたいなヘタクソか、「かったりぃよ」っていう人には向いてるかも。
ただ、サイズは60cmに充たないヤズばかり。
こんなん釣りに来たワケじゃねぇ!! って感じですが、PE1号ですから結構ハラハラもんです。
魚もイワシをたらふく食っているせいか引きがよくて、ラインに合わせたドラグをギュンギュン出してくれました。
そのうち調子に乗り始めます。指でスプールにテンション掛けてトルクで遊ぶのが楽しい楽しい。
ところがラインを張って我慢してるうちにプチンと切れちゃった。
品薄の人気ジグはロストです(涙)。
そんなこんなでパターンを掴み、これからだなと思っていると・・・
えっ、あれは何だぁ・・??
げ~!!
転覆した和船です。
ってことは、人はどこよ・・
なぁおい!
とにかく118番通報します。
電話で位置と状況を説明しますが、言葉がうまく出ません。あわててる感じ。
通報後、40分経って海保の巡視船は来ました。
海上は暑っち~のになぁ・・
で、まず海保職員が私のボートに移ります。転覆した和船をより近くで確認するためです。
ところが舟の下を覗くのかと思いきや、確認することはしませんでした。
船べりから体の一部が見えていなかったのと、潜水士じゃない彼がやるとウルサイからだそうです。この舟はこのまま牽引して寄港するそうです。
確認のため私がボートをさらに寄せ、海保職員が船体を少し持ち上げた結果、船名と漁船登録番号を視認できました。これで所有者の身元照会はされることと思います。
その間、巡視船はあちこちを探索していて、救命浮環などを回収してました。
彼らの見立てでは転覆した船体に接触痕がないことから事件性はなく、大型船の引き波を受けて転覆したものと考えているようです。
ふぅ。
結局遺体は見つからず、状況と私の身元を説明して解放してもらいました。
2時間、長かった・・
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で、自宅に帰るとその日の夕刊に記事が載ってました。
船舶所有者は当時舟に乗っておらず無事。
漁船が漂流した原因を海上保安部は調査しているとのことです。
なんかホッとしました。
(海に呪われたくないからなぁ・・)
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