欲を出さなきゃ、いいこと そこそこ。

ささ

2014年10月01日 11:58



地元県北の海に出ました。小笠原沖を急激に東へ曲がった台風17号の影響を受け、遠いながらも大分の県南は波高2.5mと強い影響を受けていたからです。一方、県北はほぼ内海であり、台風の影響を受けることなく落ち着いていました。
クルマで40分程度の距離なら夜中の3時に起きる必要はありません。余裕を持って出かけても、海上でご来光が拝めます。



さて、今回の狙いは真鯛です。地元釣具店によれば、50~60cmが揚がっているといいます。そこにハマチが混じるというもの。主にカケアガリをダラダラと流すここでは、ジギングよりタイラバです。




そしてヒット。65cmのハマチが食いついてきました。タイラバで青物を釣るのは初めてです。
アタリは、「コロロ・・ グン!」って感じで、口の中でナマリ玉を転がしてそのうち針掛かりしたという印象でした。吸い込み型の魚では、針が小さいと掛かりしにくく、こうなるんでしょうね。
しかし、タイラバで青物。理屈では理解していますが不思議な違和感です。これなら自作の200gヘビーカブラも効きそうだなぁ。



次の流しでは本命の真鯛がヒット。ギリで60cmですからそこそこですが、引きもそこそこ楽しめました。とにかく真鯛を釣るのが久しぶりで、釣れてよかったというのが本音です。



今回の当たりカブラはグリーンでした。この色で釣るのも初めて。
緑のネクタイにチャートのスカートを合わせ、ヘッドはピンクというガチャガチャな組み合わせです。それでも変えた途端にアタリが頻発しましたから、色にこだわらない私には結構衝撃でした。ただし、近くに天然礁がありました。どれが答えかよく分かりません。




ところが釣り上げて困った。この日はナイフがありません。研ぎに出してるためです。今回の釣行を前の晩に決めたから取りに行けていないんです。
そこで「手かぎ」を使います。これは学生の頃、魚市場のバイトで使ってたもの。養殖のブリなんかを〆るために使っていました。脳に突き刺せばイチコロで痙攣です。しかしここまでで、エラの奥にある太い血管を切ることが難しい。尾を切って神経締めの針金を通すこともできません。ちょっと失敗したかな。


            


え~ 苦手な地元でそこそこの釣果でした。
海は荒れるだろうと諦めていたところに凪の予報です。「釣れなくてもいいや・・」と気を抜いて出たのがよかったのかも。欲を出さなければこんなものですね。

じつは今回、大きく場所を変えました。今までやってきた実績ポイントで随分とアタリがありません。どうも“終わってる”印象です。そこで、同じ場所にこだわってた気持ちを捨て、まるっきり場所替えしたのが功を奏しました。「開拓が大事」といつもいいながら、地元では動けていなかった格好です。それが場所を変えたら嘘のように釣れるという陳腐。地元を軽視していたことに今更気づきました。今後見直そうかな。

















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