久々親子で
ゴールデンウィークも終盤。真鯛を釣るため、久々に地元の海へ出ました。久々と言えばこちらもです。長男が釣りに付き合ってくれました。
夜が白み始める頃に出船するはずが、もうすっかり日が昇っています。目覚ましのスイッチを入れ損なうというなんたる不覚。釣りの誘いを受け入れてくれたことがよほど嬉しかったのでしょう。
今日はべた凪です。連休中のいい日に重なりました。沖のポイントまで一挙に走ります。すると多くのプレジャーボートとすれ違います。考えることは皆同じ。たくさんの船が出ています。連日のプレッシャーが魚に影響しそうですね。
しかし、ポイントに着けばあっけなくヒット。タイミング良く目の前に鯛バラが落ちたからでしょう。サイズは尾びれを伸ばして伸ばしてやっと60cmってところです。今日は続くかな~と思わせましたが・・ 真鯛はこれっきりでした。
9時の潮止まりを過ぎ、今日はとにかくアタリがありません。先の真鯛が偶然・ラッキーと思えるほどです。もっと薄暗いときにやってれば違ったかもしれませんが・・。 そういう状況なので、次々とポイントを変えていきます。
私は一つテンヤに切り替えました。この日は大潮でしたが、シーアンカーの開き口をファスナーで調整できますので、魚礁を丁寧に叩けます。
しかしバイトがないなぁ。
しばらくしてようやくヒット。白系の鯛ラバに食いついてきました。可愛いサイズです。でも久々に釣った息子は嬉しそう。「いいね~いいね~」と繰り返しながら笑っています。味は真鯛より上だと思うから。
すると続けてヒットか。
ロッドがいい具合に曲がります。
でも上がってきたのは・・ 岩でした。
よく見ると穴の中にカニがいます。パキンと割ったら出てきました。こんなことも釣りの楽しみですね。一つ一つがネタであり、思い出の一つです。でも息子は苦笑い。長居も無用。これを機に釣りを終えることにしました。
ふぅ。
今春から進学した息子。親元を離れ一人暮らしを始めました。自分の学生時代を振り返るに、5月の連休にさっそく帰る連中を見て、なんて情けないんだと思っていました。でも、帰ってきた我が子は少し雰囲気が違って見えます。心細い一人暮らしの中で自立心が芽生えたのかも知れません。少し雰囲気の変わった息子。髪を染めて、翌日一人暮らしへ戻っていきました。
あなたにおススメの記事
関連記事