差がつくなぁ
一つテンヤの釣り方が決定的に違いました。私が釣り番組や本から身につけたものはテンヤの上下運動でした。しかし深山さんのものは平行移動です。彼が大会等で主に活動している海域では流れが速く一定層にターゲットが集中します。そこで棚を外さない誘い方。言い換えればあえて動かさない誘い方を身につけています。これが底べったりの前回から今回にかけて威力を発揮したというわけです。そこで私も見よう見まねで試してみました。しかしうまくいきません。テンヤ本体のバランスであったり微妙なウエイト選定であったり、若しくは付けるエビのサイズであったりするのかもしれません。一つテンヤはなかなか奥が深いです。
しかし、2回目にしてコツがつかめてきたような気がします。少しダレてきた釣りへの気持ちをもう一度奮い立たせて欲しい。今回はそんな報告です。
ということで、梅雨時期ですがちょうど晴れにあたりました。そこで深山さんからお誘いがかかり、喜んで参加した今回の週末です。
日の出が早まり、起きたのは3時です。港には4時半集合。
深山さんがシーアンカーを入れてくれます。アメリカ空軍の補助パラシュートを改良したもの。きれいに開いてなおかつ軽い。優れものです。
そしてさっそく深山さんにヒット。調査がてら浅場をメインに攻めます。流れとうまく同調できた影響で、一つテンヤをチョイスしていました。
こぎみよい引きに「真鯛じゃないですね」と感触を確かめながら、上がってきたのはナイスサイズのイシダイでした。いいサイズ。真鯛よりずっとうらやましいです。
同じ釣法でまたもや掛けたのは深山さん。先ほどよりさらに強い引き。ロッドの反発具合から青物かと思わせましたが、深山さんは冷静に「違うようだ」と判断します。
そして上がってきたのはカンダイでした。
“ギャオ~!!”
凄い歯です。
別府湾のダイビングで見てきたカンダイ。いつかは釣ってみたいと思っていました。引きは青物に近くなかなか面白そう。でも食べるのはなぁ・・
ならば次は俺だろうと船首に仁王立ちします。テンヤの技術が及ばないならタイラバで勝負です。低活性を想定した、産卵後のいわゆる“麦わら鯛”に応ずるローギアを用意してきました。
でも掛けるのは深山さんなんですよね。
浅場ばかりを狙うと出るんじゃないかぁ~?? などと話題にしていたチヌです。この他にもマダイやカサゴ、ハタなどを上げていました。
ふぅ・・。
今回も私は釣れませんでした。差がつくなぁ・・
一人で出た回を含めれば3回連続です。けっこうショック。
いまの私は、そのショックと新たな技術習得への期待で揺れ動いている状況(苦笑)。
可愛いもんです。
梅雨が明けるのはいつかな。
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