前回の釣りで過去最大魚が上がるなど、景気のいい時季を迎えました。ここは通い所だろうとスケベ心が私をそそのかします。
調べれば3日先まで波高は1m。これは確実な釣り日和だと、夜中の4時に出発です。ヘンな夢を見たので午前1時から起きていたんですけどね。睡眠不足がちと心配。
それでも今年最後のスーパームーンが行く道を照らしてくれます。
ところが着いて愕然。海は一変していました。風がボーボー、波がザバザバ。スプレーを被るし、寒いし、雨は降るし。
それでも「先に獲ってやろう」と、どのプレジャーより先にポイントに入ります。ここはカンパチポイント。見れば魚探にお魚マークがぽつぽつ。
「これはいけるんじゃないかぁ??」と、遅れてやってきたプレジャーの前で掛けて見せたのが・・
「なんだ、ヤズじゃねぇか!」
それでも「ネリゴの群れだ」と自ら脳に打ち込んでしまったようで、並ぶプレジャーに「上手いねぇ」などとからかわれるなか、繰り返ししゃくってはヤズばかりが続きます。
数十分間の自分との戦いでした。ヤズだとわかっているのにネリゴと信じてやめられない。そんな囚われた心をなんとか解いて、次へ移動です。
ここは深場。前回爆釣した場所です。
誘い方も前回と同じく電動スローです。写真は自作ジグ。クイックに横を向いてヒラヒラと沈んでくれます。 ・・が、全く反応がありません。海の中も一変してしまった様子。
そこで、奥の手「電動ヘビータイラバ」で魚の有無を調べることにしました。
すると食いついてきたのがこれ、ホウボウです。いよいよこの場所は今回ハズレ決定。
さぁ、困った。もうブリを釣りたくない私。あとは浅場しか知りません。マハタが本命でしたが、ストックされている場所を他に思いつかないんです。
仕方がない。交通事故だのみでネリゴを狙おう。そう思って浅いポイントを回ります。とりあえずいい魚が欲しいのでスローピッチしました。
結果、カサゴをキープ。苦しいなか、なんとかお土産ができました。
ということで。
本来なら、空いた時間に南下してポイント開拓をする予定でした。しかし、この風と被るスプレーではちょっと無理。加えて魚の反応も薄く、潮変わり後も改善するとは思えません。
そこで早めの決断。正午を待たずに引き上げることにします。
よく知る場所なら見切りも早い。今ならビールを飲んで昼寝に間に合うし。
やめる頃になって晴れてきやがった。
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