テンヤ終盤 どれほど釣れるか

ささ

2019年12月27日 09:11




12月も後半に入りました。前回同様、県北の海で釣りをします。




今回のテーマは、「冬に入ったテンヤの終盤に、どれほどの反応があるかを計りたい」というものです。
タイラバでは厳しいだろう水温の中を、一つテンヤの姿勢を駆使して誘いをかけます。
どれほどの釣果を得られるものか。



深山船長は、今年一年、石鯛を狙い続けた定番コースを流します。
水温的に厳しいものの、気まぐれ石鯛が残っているかも知れませんよね。



すると第一投目に、その深山さんにヒット。可愛いカサゴ君でした。
底ベタをキープさせた結果です。



続いて2尾目。こちらはチヌ。
期待する石鯛の反応ではありません。




今度はナガッさん。
元気のいい引きですが・・



案の定、ヤズでした。



どこからか大量に入ってきているようです。




今度は軍曹が掛けます。



上がってきたのはコチでした。
本命石鯛を釣りたいと、彼も底を中心に探っていたのでしょう。
そこで棚を上げてみたら・・



グググッ!!
おっと、更にいい引きです。



で、上がってきたのが



ハマチ君でした。
細糸でやってますからスリル満点。
この時期、脂がのってさぞかし美味しいことでしょう。




ちなみにこの日は平日。
有給を取って出航している深山さんに仕事の電話が入ります。
「その書類なら棚の上に・・」
そう答えている最中・・



コツコツ・・



バシッ!!
不意のアタリを冷静に掛けてしまいました。仕事の段取りを細かく指示しながらです。



上がってきたのは真鯛でした。
お見事!! 
いや、カッコイイわ。



それでも。
現状としては、アタリは小さく反応も少ないです。ここまで驚くようなサイズが出るわけでもなく、貴重なアタリを拾っていく釣りとなっています。




そんな中、私はどうか。


 1kg程度の真鯛だったり

  かと思えばチヌだったり

 真鯛に戻ったかと思えばチビだったり

 カサゴかと思えば

 トラギスですよ。


むぅ・・
本命の石鯛シーズンは終わってしまったかなぁ・・

それでもここは何とかしなければなりません。
仕掛けをアンダーショットから固定型に戻して、岩礁に直接コンタクトさせるよう変えました。



すると、グググッと反応。
反射的にアワセた魚はグッドサイズのアコウでした。


おおっ、なんとか50UP!!
Goodfishが釣れてくれました。
周りも喜んでくれます。
水温低下による厳しい中、うれしい釣果となりました。



ということで。
今回のテーマは「冬に入ったテンヤの終盤に、どれほどの反応があるかを計る」というものでした。
結果としては、4人でそこそこ釣れたものの、貴重なアタリを拾っていく釣りとなりました。

それでも一定層に仕掛けを維持できる一つテンヤ。魚の目線でキープできる効果は大きいと思います。加えてショートバイトにはテンションを抜いて送り込むことも可能。冬到来のこの時期にそこそこ釣れたのは、一つテンヤの優位性が表れた結果だろうと思います。

とはいえ、水温の低下による状況変化は著しい。特に石鯛の反応は全く得られませんでした。
偶然に大型のアコウが釣れたものの、一つテンヤの石鯛釣りは終了かな?という印象です。

それでも。
釣れる魚はまだまだいます。
年が明けても続けますよ。この一つテンヤ。











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