タイジグチャレンジ3回目。
前回は、劣化したラインが原因で貴重なアタリを逃してしまい、結果が出ませんでした。その悔しい思いを胸に、今度こそ!とポイントへ向かいます。
もちろん扱うルアーはこれ。
このジグで即掛け即アワセ、派手なフッキングをキメたい。
で、さっそく開始です。
アンダーハンドでキャストします。わざわざ潮上へ放り込むのは、底付近をゆっくりとトレースしたいがためです。
また、サミングも大切です。ラインのたるみにより、着底後の巻き上げが遅れるのを防ぎます。
このあとジャーク&フォールさせますが、2度目のフォールについては、着底の証である糸たるみを確認せずに、私は推測で着底とみなして巻き始めました。早い流れでボートがジグに近づいているので、着底が確認できた後から糸ふけを取り始めるとジグの立ち上がりが遅れてしまうように思えるんです。
そしてタダ巻き。ここで、コツン・・という小さなアタリがありました。これを逃さず派手にアワセます。
グン!
ロッドに重みが乗りました。
やった!
ヒットです!! 念願のジャーキングマダイが成功しました!!
「してやったり!!」って感じで、ついほくそ笑んでしまいます。
上がってきたのはナイスサイズ。
いきなりの成功に、心が浮足立っています。
これよこれこれ。この気持ち
釣れると分かれば調子に乗りますよ。自信をもって繰り返します。
すると続けてヒット。
まずは着底後のシャクリです。ジャーキングというよりロングフォールになってますね(汗)。
遠くにあるときはロングフォールで、自分に近いところではジャークがいいのかもしれません。
次第に型が大きくなるようです。が、実際には大小問わず釣れています。
そんななか、この動画は、アタリがあってバレた後どうするか?というもの。
ジャーク&フォールを繰り返し、ジグが潮上から潮下へ通り過ぎる中間のポジションです。
ジャークして巻き始めたらアタリがありました。しかしバレてしまいます。
なので、「すぐ沈めて誘いなおす」というメーカー動画を手本にしたところ、再度の巻初めにもう一度バイト。繰り返し見た動画の内容が再現されていきます
それでも同じ魚とは思えません。案外ジグの周りには数尾がまとわりついているのかもしれませんね。
やった~!グッドサイズです。いや~楽しい!!
ところで吐き出したのがユムシでした。海底の砂地に穴を掘って生息している軟体動物です。
このユムシを食べているからと言って、底ベタでトレースでなければならない・・という理由はないということですね。つまり、鯛は底付近で仕掛けを見つけたら、それを追って十分浮いてくる・・ってことかな。
その後も何枚かの真鯛を追加します。
あれよあれよという間に、結構釣れてしまいました。
型にハマれば効果の高い釣りなのかもしれませんね。
そんなこんなで、3回目にして日の目を見たタイジグチャレンジでした。
振り返れば、苦しんだ1回目と成功した今回との違いは、メーカー動画にあった工程を一部端折ったことにあると思います。その理由は、私の海域は流れが速く、メーカー動画の紹介する工程を全てこなせなかったためです。潮上に沈めたジグに自船が近づくスピードでは、行程を端折る必要がありました。
しかしこのことで、ジグが潮の流れによく馴染んだのではと思うのです。ジグが潮をつかむことにより、着底後の立ち上がりだとかスイム姿が良くなったのではと思うのです。
ということで、大成功のタイジグチャレンジでした。
これを機に、ラインやらロッドを替えていろいろ試したいと思います。
できたら今後は、もうちょっとこなれた身のこなしで釣りをしたいな(苦笑)。
それでもよかった!
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