午前5時。前回のタイジグ成功を受けた私は、調子に乗って朝まづめを狙います。
そんな未明の時間帯、今回も潮上にキャスト。リフト&フォールで誘ってタダ引き。結果、ポンポンと結果が出ます。「また始まったな」といった印象でした。
ところが、朝陽が昇りはじめたところから渋くなります。底をトレースしているからか、釣れるのはコチやフグなど底モノの外道ばかりになってしまいました。
なので、誘いのレンジを変えることにします。リフト&フォールのあと、ロッドを立てて中層まで巻き上げてくる釣法にです。底から広く探ろうというわけ。
時刻は7時を回りました。陽が昇り切ってとても暑いです。この間、ポイントをいろいろと回りますが、釣果の出ない時間が過ぎていきます。
場所によっては中層に大きな反応が出るんですけどね。話では、イワシなどのベイトがたくさん入ってるそうです。なのに、上まで巻き上げても食わないんだよなぁ。
・・と、不意に、
ぐぅぐぅ・・と手を引くようなアタリがあります。驚いた私は反動でアワセますが乗りません。
見てくださいこの表情・・
もしやイカでしょうか。今年はアオリイカをよく見ると言います。ならば、優しく乗せてやるのが良かったのかも。
我ながら何度見ても笑ってしまいます。
しかし、これではらちがあきません。
そこで、迷ったら基本に戻ることにします。本来のベーシックな釣法に絞るのです。けれど、アクションを小さくすることはしません。更なるキビキビとしたアクションに努めたんです。それはリアクションで食わせようと考えたから。
これに加え、ジグのカラーをイカパターンのグリーンゴールドに変えてみました。おまじないみたいなものです。するといきなりのヒット!
ええっ!!
釣れてしまいました。
まぁ、偶然だろうと続ければ、またもやヒット。まったく驚きです。
これって何なんだ?
確かにリアクションバイトを狙ったアクションに変えました。だからと言って、こんなに極端に変わるものなの?? まったく夢みたいやら嘘みたいやらです。
真夏のクソ暑い海の上で、そんな、あっけにとられる私なのでした。
ということで。
陽が昇ったことにより活性の落ちた真鯛に、リアクションバイトを試した今回でした。すると手のひらを返したようにヒットが続いたのです。こんなものなの??
思い返せば、キビキビアクションの他に、イカパターンの定番カラーにも変えています。まさか色も効いたのでしょうか?
基本、カラーをさほど重要視しない私です。が、2つの要素が真鯛にスイッチを入れたのかな?と思わせる急転でありました。
うまくハマったってことじゃろか。
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