新年 鬼退治

ささ

2022年01月17日 09:10



未明からの出船。今回が初釣りになります。深山さんと共に県南への遠征となりました。



その県南。12月から青物が回って来ず、地元の遊漁船は早々に根魚狙いへ切り替えざるを得ない状況です。



これを受けた我々は、メインをオニカサゴと定め、それ相当の準備で挑みます。新年一発目から鬼退治をしようというわけ。



さて、ポイントに着きました。魚探を見れば、青物らしきお魚マークが映っています。
「あれ? ブリがいるの??」



ジグを沈めれば間髪入れずにヒットです。な~んだ、いるんじゃないか。
とはいえ、コココッ・・という消極的なバイトでした。それに痩せていますね。ベイト群を追って回遊してきた個体というよりは、居着きの印象です。



ほどなく深山さんにもヒット。



こちらもブリでした。が、同じく痩せています。コイツも居着きなのかなぁ。釣れて当然の県南にあって、ブリを釣るのが近年まれになったように思います。
こんな状況が定着してほしくないなぁ・・。



とはいえ、今回の本命はブリではありません。続けてフォールの釣りに徹します。



すると上がってきました。
おおっ、本命だ!!



そう、深山さんが釣りあげたのはオニカサゴでした。しかもBIGサイズ。



全身がトゲに覆われて、と~ってもカッコイイ。そしてMYハンマーで過去最大です。これなら十分な刺身が取れますね!それにしてもうらやましい・・



だからこそ、いるとわかればどんな手を使ってでも釣りたい(苦笑)。 自己流で作ったテンビンを沈めます。針の先には子イカを付けて。
すると掛かってきたのはサンゴですよ・・ ダメだこりゃ。



ならばと、今度はヘビータイラバに替えたります。
今では活きエビやザリガニで釣る私。タイラバに子イカを付けようが、ま~~~ったく気になりません。



果たしてヒットしたのはかわいいレンコでした。
というのも、朝から潮がトロいんです。なので、どうしても小物の拾い釣りになりがち。それでも続けていくのです。



その理由はオニカサゴに出くわすため。ここは漁礁群の直上です。メタルジグでタイラバで、いろんな底物を拾っていきました。



どれくらいねばったでしょう。時刻は午後3時。終了のタイミングを考え始めます。
その刹那、またもや深山さんにヒット。食った魚は長い距離を巻き上げられても抵抗を続けています。となれば・・



やりました! 予想通りの本命です。



こちらもグッドサイズ。そして2尾目ですよ。
あまりにもうらやましい私は・・ 「それ、ください!!」と、つい叫んだのでした。



ということで、終わってみれば何だかんだと釣れました。
昨年からの渋さにより、じつはボウズ逃れに浅場のアカハタ釣りを準備していたくらいです。そんな不安な状況下でオニカサゴが釣れたし、ブリも出ました。なんとかカッコのつく釣りができたと思います。

その、本日の本命たるオニカサゴ。これまでは"嬉しい外道"としか認識していませんでしたが、食べても美味しいオニカサゴです。冬はメインに据える価値があると思います。

となれば、次の鬼退治は2月の節分かな?
冬が楽しみです。









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