ヤズ祭りの季節です。今年もやってきました。去年のようにたくさん釣って祭りとしたい。
とはいえ空振りもあり得ます。ならば、あさぼらけの序盤にテンヤで保険を掛けて、状況が変わればヤズを釣ろうという心づもり。
なのに開始から反応が出ないんですよ。テンヤで釣れません。実際にはエサ取りとの戦いになって「今日一日こんな調子かな・・」と不安になります。ボウズの覚悟を決めたほどなんです。
すると辺りが騒がしくなります。 おっ、いよいよ青物の始まりか。
ならばと群がる船団に割り込んで既定ラインを流し始めます。
ライトタックルを手に慌ただしく誘い始めます。
すると第一投目からヒットです! 引きの印象から70UPというところか。ここは船団の中です。ダラダラとやり取りを続けるわけにはいきません。とはいえラインは1号です。無理もできません。それをよそに魚はギュンギュンと走るのです。
注目を浴びる中で時間をかけては恥ずかしいからと、ここでドラグを締めたのが悪かった。
“ あっ! ”と思った時にはラインブレイクですよ。
「やらかしたぁ・・」
動画で見れば一目瞭然。
このアホめ。
この失敗にドラグを元に戻します。その後はワントレース・ワンヒットです。が、一尾に時間がかかるんですよ。
走られては巻き、走られては巻きを繰り返し、キャッチしてみれば50cmです。「やっぱこの程度かぁ」 そう思います。
それでも久しぶりに青物を掛けました。そしてまだまだ続けたい。ライトタックルでのやり取りはスリリングで面白いんだもん
怒涛の勢いで連発は続きます。
ちなみにフィールドはシャローです。だからよく走るんですよ。怒らせずに、スマートに寄せてやろうという気はさらさらありません。ギュンギュンとやり取りするのです。
これよこれこれ、この体感。ブリサイズでなくてもいいんだって。
とはいえ季節は8月です。気温の高さに少々バテ気味。
今のところ7回流して毎回ヒットです。けれどキャッチしたのは3尾だったかな? というのもバレるんですよ。その直前までは懸命のやり取りです。だから体力が持たないんだ。炎天下だし。
だからもう、ここで区切りをつけます。魚もそこそこ掛けたし、スッパリ終えることにしよう。
ふぅ・・
一息つくと不思議な満足感です。小型ばかりを釣ったのに、良い釣りができたと安心しているのです。これって何んなんだろう。
序盤にボウズを覚悟してたからかな。それとも「ヤズ祭りになったらいいな~」との期待がそのまま実現したからかな。
単に軽い気持ちで臨んだ今回でした。それがお盆を前に、「連休は釣りしなくてもいいや」と思える回となりました。
不思議な満足感だけど、それが何かなんて、
ま、いいか。
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