気が付けば真夏の渋さ
前回の数釣りを受けて、今回は軍曹と出ます。
釣り方はスーパーライトジギングです。いかにラインブレイクさせずにキャッチし続けるか。出る前から祭りの妄想に浸ってきました。
ところが海に出ると、潮が動き出したというのに特定の状況にならないんです。
こりゃまいったな・・
と、ここで軍曹がビッグヒットをかまします!
強靱なロッドをひん曲げて寄せてきます。おぉぉ・・周りのプレジャーはみな釘付けです。
ところが・・
そのビッグヒットは幻と消えてしまいました。
我々はびっくり仰天。そそくさとその場から離れたのでした(苦笑)。
それはさておき開始から1時間以上が経過した頃、一尾のヤズが釣れます。やっと始まるかと期待して手にしたそのあまりの小ささに、「祭りのサイズはこれかぁ??」とめげそうになります。
やおら投げ捨てようとする刹那、思いとどまって写真を撮っておきました。万が一これっきりだと魚の写真がなくなってしまうからです。なんと弱気なことか。
それでも疑いはしません。祭りはこれからはじまるのです。そう信じて続けてゆきます。が、現実はそれっきりだったんですよ~。 海の神様は冷ややかであります。
けど、ここまで釣れないかぁ??
そしてふと気がつきます。思い返せば去年の今頃もそうだったな、と。
その答えは「真夏の渋さ」でありました。高水温による喰い渋りであります。すっかり忘れてましたよ。
9月に入って陸上は秋の気配を感じるようになりました。しかし海の中は陸上の一か月遅れで進んでいきます。つまり海中は未だ夏の真っ只中だったというわけ。
気が付けば、海は真夏の渋さだったというわけです。
そりゃ、釣れんワケじゃら!
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