朝イチのヒットは大事

ささ

2024年07月15日 09:10



一か月ぶりのオフショアです。今回も試したいことがある。それは新作のフックです。信頼して使ってきたメーカーのイチ推し。なのでぜひ試したい。



早速タイラバを沈めます。個人的なリターンブームなんだ。
ほどなくリールを巻く手が重くなります。そこで様子を見ながら慎重にアワせてみました。しからば生命反応。いつもとは違うバイトに困惑します。



もしやヒラメ?。ならば万々歳じゃんか。一気にニヤける私。そんなていたらく、不意にバレちゃった。



「ええっ?」。呆気にとられます。身切れでもしたか。
でも状況はいい。こりゃ繰り返すだろうと同じアプローチで続けたところ、二度目のバイト!。しかしまたもやバラしてしまうんですよ。
「何なん!」「俺がなに悪りーことしたっち言うん!!」。
静寂のなか叫びます。
グッドフィッシュを二度も取れなかったのがよほど悔しかったのでしょう、この後テンションを大きく下げることに。



このバラしを受け、不満が針の大きさに向かいます。この新作は最大がMサイズ。刺さり込みは抜群なのですが、二回もバラしてしまうとホールド力に疑問を感じてしまいます。これより定番のLサイズの方がしっくりくる。なんで大きいの作らんのよ。

とはいえタイラバフックの流れは極小に向かってるみたい。小さい方がネクタイの動きを邪魔しないし、口に入りやすいのも理解しています。それでもフックは大きいのが好き。だって問題ないもん。





なのでLサイズに替えます。ふて腐れながらもタイラバを続けます。果たしてバイトしてくるのはチビばかり。今日の真鯛は小型で終わらせるつもりかえ? 。



萎え萎えな時をやや過ぎた頃、魚探がけたたましく鳴り始めました。魚群反応がにぎやかになったのです。こりゃいけるかも。釣り方をすぐさまジャーキングマダイに変えます。シーズンは遅れてるけどもう始めていい。



さっそく潮上にキャストします。着底したら手前にリトリーブ。ですが反応がないんですよ。まだ早かったかな。



そのうちジグの位置が自分を通り過ぎて潮下に移ります。そのバーチカルなリトリーブに小さなバイト。しかし針掛かりしません。そこですかさず沈め直して再度縦のリトリーブです。これは十中八九食い直してくるパターン。来るぞ来るぞ・・と胸が高鳴ります。そしてコツン!。
「来た!」。
間髪入れずフッキングをくれます。
ジィィ・・ッ!!。
見事フッキングが決まりました。
してやったり。私はニタニタなのでした。
(相撲取りみたいな体格はさておきです)。



動画で見るとこんな感じ。



でも変わらぬサイズ。



とはいえジャーキングマダイは成立しました。これなら青物もいけるだろうと、今度はリトリーブするたびにタナを上げてみます。すると中層でのジャーク&フォールにバイト。




ジ~・・ジ~・・と長い長いやり取りのあと上がってきたのはハマチでした。やっぱいたか。まぁ、いてもいいけど1号で獲るのはちとダリぃな。



さて、日が昇り切った後ホゴ丸さんと遭遇します。お会いするのは久しぶり。彼はこのあと大きなヒラメを釣るのです。俺はバラしたかもなのに(涙)。




それはともかく、潮替わりした後はあれほどいたベイトが消えてしまいます。ならばその後は遊んで終わり。シビレそうな魚でキリを付けたのでした。



ということで。
小型だけど数が出て、中にはいい型が混じって、結果はそこそこなのに晴れない自分に気づきます。
もしや、朝イチでグッドフィッシュをばらして落胆したのが一日の心を決定づけたのかもしれません。あれを獲ってりゃなぁ。

格言。
「朝イチのヒットは大事」
・・ってことですね。







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