それは逃げか

ささ

2024年09月30日 09:10



2か月ぶりのボートフィッシングとなりました。ボートで出ない2か月はサーフの釣りをしてきましたが、結果はいま一つでした。思うような釣果が出ず、サーフの釣りを身に着けるにはほど遠い印象でした。そんな試行錯誤の最中に、新しいトレーラーがやってきたのです。



そこで自ずとボートフィッシングに戻ります。



ボートを使えなかった2か月を経ていま何をしたいか。それは一つテンヤです。テンヤの姿勢をコントロールしながら微かなアタリを掛けていきたい。



時期は9月下旬です。陸上ではやっと涼しくなり始めた頃。対する海の中はまだまだ夏です。だから渋いのでしょう、証しにプレジャーが全く出ていません。




そんな渋い中でも微かなアタリを拾うのは一つテンヤの強みです。一尾目を捕りました。だけど40cmくらい。




それでも続けて掛けます。が、サイズは更に下りました。40cm → 30cm → 20cmですよ。テンヤはサイズを選べないからなぁ。



終いにゃコチです。この状況をどうするか。



時刻は夕方の5時。もう帰らなければなりません。ならば最後、せっかく持ち込んだタイラバで終わらせよう。間違いはないはず。
ところが全く反応がないんですよ。万能であるはずのタイラバにバイトがないとは。それでもキリをつけなければなりません。最後の最後、泣きの一回で終わらせることにします。



するとその最後にバイトです。コココ・・というアタリをすかさずアワセました。向こうアワセを待ったりしません。針はがまかつのそれ専用ですからね。上がってきたのはナイスサイズでした。やっぱタイラバなのかなぁ・・。



振り返れば、ボートで出られない2か月をサーフの釣りで過ごしました。でもサーフは甘くありません。接岸しているかどうかもわからない魚を狙うのです。ブログに載せない空振りを繰り返してきました。



そして今回ボートに戻ります。漁礁に群れるその真上を通すのですから、そりゃ釣れますよ。そこで自らを問います。ボートへの切り替えは、サーフの難しさから逃げたということなのか・・と。難しい宿題から逃げて楽な方に流れたのか・・と。少し後ろめたい気がするのです。



でも答えはノーです。ボートフィッシングがメインなのだから、本来の姿に戻ったというのが実状です。だから楽なほうに逃げたんじゃない。

では保留した宿題をどうするかです。すなわちサーフで一人前を目指すのか。答えはイエスです。すでに決めている「時化たときにはサーフの釣りをする」。これを続けることが、やり残した宿題をこなしていくのだと思います。

そう。逃げたんじゃないぜ。




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