連日の雨は日曜になって止みました。
前日には、同じHHを所有するS田さんが寄ってくれて、釣りの話しをしたばかりです。
途切れぬ話しの中で、「明日は雨でも出るよ~」と言って彼は笑いました。
年齢も経験も上である先輩が出るというのに、自宅で悶々とはしていられませんよね。
産卵期の大型ヒラメを狙うべく、私も出撃です!
まずは泳がせ用のアジを確保しましょう。
アジなんて簡単に釣れるものだと、一番小さなオキアミブロックを選びました。
ところがどこに行っても釣れないんです。
一文字の角。サーフ。沈み根。
ベイトの反応はあるものの、アタリがありません。
今年はアジが釣れないという話を聞いていましたが、こりゃぁ・・
1時間・・ 2時間・・
やっとの事でそれらしい反応を見つけました。浅場の天然礁です。
コマセも残り少なく最後の賭けだと、底付近でオキアミをぶちまけます。
すると「ツン ツン ツン ・・」という細かなアタリ。
んん?
上がってきたのはイワシでした。
しかもこのサイズじゃ泳がせられない。小さすぎるんです。
「あいた~ こらぁダメじゃ」
泳がせる魚がいないのなら仕方ありません。
頭を切り換えて、ルアーでヒラメを狙うことにしました。
ここは船団で寿司詰めになるという噂のポイントです。
さすが瀬の上。波立ってますよね。
しかし、ヒラメを狙う船は見あたりません。
あっれ~??
そして何度も流した結果、上がってきたのはホゴ(カサゴ)でした。
煮付けにちょうどいいサイズですね。
アプローチは、底付近でインチクをしゃくしゃくとシェイキングするだけのものでした。
シンプルですがとても理に適った誘いだと思います。
カヤック乗りのキヨさんが、これでグッドフィッシュをキャッチしています。
ヒラメの上を通れば食いついてきたはず。
目がいいとされるヒラメに対し、あとはどの程度ルアーを浮かせるか。
結果はホゴでしたが、釣り方は間違っていません。充分な手応えを感じました。
意味ある釣りになって満足です。
・・ってことで、今回もヒラメは釣れませんでした。
試したルアーは自作です。
ナス型オモリを叩いて削って穴を開けたもの。
何度か使っているうちにコーティングが剥がれ、塩水で銀紙が色褪せています。
こうなると集魚効果が薄れるらしい。 ・・ってホントかな?
まぁ、以前に作っておいたものが、いくつか残っているはず。
また来て試すつもりです。
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