この日は第29回のロードスタージャンボリーです。
私の業務は変わらず駐車場係り。これから始まる重労働を座して待ちます。
定刻を迎えました。いよいよゲートオープン。延べ538台にも及ぶ誘導が始まりました。
途中、ふと30年続く大会の魅力ってなんだろうと考えます。思いつくのはおしゃべりです。ロードスターを介して遠方の友人とふれあう機会なのでしょう。
私はちゃきさんに会えたし。
もちろんアンバサダーのトークショーも魅力。
一方会場に目をやれば、相変わらずイカツイ車両に目が行きます。街では異彩を放つそれも、こういう大会になると釘付けなんだよなぁ。
それはともかくジャンボリーの魅力です。もう一つありました。退場時のお見送りがとてもうれしいと評判なことです。
閉会後にお見送りをするその一台一台に、スタッフが手を振り言葉をかけます。「ありがとうございました」「お気をつけて」「来年も会いましょう」と。この声掛けが来場者に好評で、ジャンボリーの大きな魅力になっていることを知ったのです。
その証か来場者はみな笑顔で「ありがとう」を返してくれます。
この裏には実行委員の真摯な取り組みがありました。というのも、来場者に対してのみならず、当日だけのボランティアスタッフをも大切に扱ってくれるのです。
丁寧に段取りを説明するし、大会を楽しめる時間をきちんと確保してくれます。それは、“いい大会にしたい” “誰もが楽しめる大会にしたい”という気持ちがさせるのでしょう。
そんな思いの実行委員が大会を運営していれば、私のようなボランティアスタッフを通じてお見送りに表れ、そのお返しが笑顔となって戻ってくる。そのように感じるジャンボリー3つ目の理由でした。
ということで、今回はジャンボリーの良さを新たに知ることができました。年々改善されていく運営の在り方をみて、実行委員によって大会は生きるのだなぁと実感するのでした。
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