久しぶりにスキューバダイビングのLOGBOOKを開きました。
20代後半の時のものです。
ちょうど別府湾の人工漁礁が書かれていたので、ここでちょっとご披露します。
海底のイメージが伝わったらいいなと。
(H4.1.26)
さて、まずは一文字付近です。
浅いのと、冬で比較的透明度が高いので、海の中は明るく見えます。
面白いのが魚の位置です。
釣り人が投げるウキの遙か遠くにしか魚(ここではメジナ)はいません。
まぁ、全くいないというワケではありませんが、ストック量がまるで違いました。
それにメジナは四角いブロックのなかに隠れてばかりで、垂れる針には程遠いのが現状です。
直感、「これじゃぁ、釣れんわなぁ・・」というものでした。
(H4.10.18)
次ぎに水深20m前後です。
比較的浅い場所では綺麗に積み重なっています。
だいたい3段が一般的だと思います。
ブロックに付着する海藻は、一年を通して増えたり減ったりします。
(ちなみにダイバーの後を魚が追うのは、餌付けに馴れているからです)
(H4.11.4)
別府湾の場合、海水は緑色です。
透明度は3m~7mくらいかなぁ。
漁礁の反対側に降りると、向こう側にいるダイバーは見えません。
取り巻く魚はアジ、メバル、チダイ等の小物ばかり。
たまにハマチクラスが回遊してきますが、漁礁にビタリと付くことはありません。5m程度離れて回っていく感じです。
そのハマチにしろマダイにしろグッドサイズについては、常に漁礁にいるわけではなく、それが当たり前なんだと言うことですね。
(H4.1.19)
え~。海が好きな者は、多少波があろうと出ていくものです。
それは釣り人もダイバーも同じですね。
さて、30mの深場ではどうか。
ここはカケアガリポイントですが、あたかも投げ入れられたかのような乱雑ぶりです。
ブロックはきれいに積まれていません。
周りはとても暗く、ウエットスーツの蛍光色も白く見えてしまいます。
私がジグのカラーにこだわらないのは、この経験があるからなんです。
このほか、漁礁にはいろいろと形あるようです。
中でも丸型は魚が付かないと専門業者(うちの委託事業所)に聞いたことがあります。
てなことで、釣り人にとって漁礁は絶対的なものではありません。
釣りたい魚がたまにしか付いていないのであれば、一ヶ所にこだわることなくテンポよくランガンするのが望ましいというわけです。
とはいえ、時合いの時に魚の上にいなければならないわけで、動き回ればまぐれ当たりするという確証もありません。
まぁ、釣りの半分は偶然がもたらすものだと考えていますから、このへんが釣りの難しいところですね。 ←(結論になってませんが(笑))
(H3.8.24)
ちなみに定置網を水中で見るとどうなっているか。
当時、毎週のように見てきましたが、「案外入っていないなぁ・・」というのが印象でした。
時に大型の魚が入ることもありました。でも水族館のようにすし詰めで泳いでいるわけでもなく、絶大な効果を発揮するものではなさそうです。
あなたにおススメの記事