タイラバアクア・フラップで再チャレンジ

ささ

2015年07月30日 09:10


この夏に発売された味付きワームを使って、お蔵入りしていた自作ルアーを復活させようと考えています。
それは 「ささカブラテンヤ」 です。5年前に作成したものの、全く使っていませんでした。雑誌に載ったエコギアの「タイラバアクア・フラップ」を見て、転用できることに気づいたんです。上手く使えるんじゃないか。




これは本来、冷凍エビをつけるためのものでした。ネクタイをかじるだけのバカ真鯛を、エビの頭部から出る体液で針掛りさせるのが目的だったんです。
しかし、手に入る冷凍エビは芝エビしかなく、甲羅が外れやすいため、あまり使っていませんでした。効率が悪かったんです。ここをワームとするならその心配もありません。「こんなのがあったらいいな~」と思っていたそのままの形が「タイラバアクア・フラップ」だったわけです。



それでは作業を始めます。5年前に型から抜いていた軟質鉛です。粗めのペーパーをかけ、筆で色を塗ります。専用小皿にMrカラーの塗料を出して、これにセルロースセメントを1対2の割合で混ぜます。鉛への色つきをよくするためです。色は下塗りに「218番アルミ」。そして上塗りの「9番ゴールド」と重ねていきます。銀にも金にもいろんなタイプがありますが、私はこの2色が気に入っています。そうして丸一日乾燥させた後、色止めのためセルロースセメントを筆で直接塗ります。事前にセルロースセメントを混ぜていますので、色流れすることがありません。
もし遊び心があれば、変形太鼓型の平らな部分にカラーシールを貼るのも手です。これは100円ショップのものをポンチで抜いていますが、これを直接貼ると剥がれやすいので、キッチンホイールシールに一旦貼ってから、ポンチで抜くようにしています。



次にフックの調整です。0ポイントの一歩手前まで眠らせます。使っているのはオーナーばりのジグフックでSW用にコーティングされたもの。もともとジグヘッド用なので、フロコロが広くストレートポイントでした。針先の引っかかりを機にグイグイ刺さり込むという作りではなかったんです。



アシストフックも装備しています。オーバルテンヤのように、鉛玉に直接アイを埋め込む方法。針先はワームの付け根に刺すもよし、本家TGアクラバのように遊ばせるもよしです。



できました。お蔵入りしていた自作ルアーが復活します。吊りバランスは少し尻下がりかな。
このワームがどれほどの効果をもたらすのかは不明です。ネクタイを噛むだけの真鯛を針掛かりさせる力があるのなら成功ですよね。
でも、リサイクルできた喜びの方が大きいかも。


(イエイ!)





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