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2023年10月16日

2023 ロードスタージャンボリー(雨とトークショー)

2023 ロードスタージャンボリー(雨とトークショー)
トークショーはイベントの目玉である。
なのに今回は雨。冴えない天候の中で、会長が開発者につっ込む。
そこには来場者に “楽しんで帰ってもらいたい” という思いがあったはず。
だからいっそう激しさを増す。


写真による展開もどうぞ。男の子ニコニコ  
    ↓




2023 ロードスタージャンボリー(雨とトークショー)
10月は年に一度のロードスタージャンボリーです。そして過去3回続けての雨。このブログでのタイトルも「雨の・・」が続きます。


2023 ロードスタージャンボリー(雨とトークショー)
それでも500台を超えるロードスターが集まりました。
私は今年も駐車場係。地味な仕事です。とはいえ全ての来場者と顔を合わせられますから、一番楽しいポジションともいえます。


2023 ロードスタージャンボリー(雨とトークショー)
その来場も11時で締め切り。役目を終えたあとは、開設されたショップを見て回ります。
改造に興味がないので通り過ぎるだけなんですけどね。


2023 ロードスタージャンボリー(雨とトークショー)
それでも一台に目が留まります。
仮に改造するならオフロードチックなのがいいな~と思っていたその姿がありました。
「うおぉ~ あったよ」。
さっそくオーナーさんと会話を交わします。メカのことは理解できませんが、来年もクルマと一緒にお会いしたいと思いました。ミーティングの良さってこういう事なんでしょうね。


2023 ロードスタージャンボリー(雨とトークショー)
そして昼を迎えます。
ジャンボリーのお弁当配布は毎年戦争状態になります。が、今年はそうでもなかったよう。


2023 ロードスタージャンボリー(雨とトークショー)
さて、午後からはジャンボリーの目玉、トークショーです。
今年は各型ロードスターの開発主査である貴島孝雄さん、山本修弘さん、そして齋藤茂樹さんという豪華ラインナップとなりました。


2023 ロードスタージャンボリー(雨とトークショー)
2023 ロードスタージャンボリー(雨とトークショー)
中でも、現行のND型を務めている齋藤茂樹さんとのやり取りが圧巻でした。開発部門の2人を引き連れた齋藤茂樹さんに、我がROC会長が切り込みます。
目的は正に、いま開発中であろう新型NEです。

「(開発中とされるNEの)現在はどうなってるんですか!?」。
「海外の動向をみれば、ガソリン車を作ったことのないメーカーが、だからこそできる電気自動車を作っている」。
「その作りの発想には驚かされるほどだ」。
「しかしガソリンエンジンを作り続けてきた自動車メーカーにも、積み上げてきたものがあるからこその電気自動車が作れるはず」。
「となれば、動力はどうなるんですか?」。
「ハイブリッドではなくバッテリー式電気自動車でいいと思ってるが」。
「例えばペダルは一つか二つか」。
「軽さの魅力はどうなるのか」。

これを受けた開発主査は「担当ではないのでまったく知らない」と繰り返しはぐらかします。


2023 ロードスタージャンボリー(雨とトークショー)
それでも会長は、
「これで引き下がる私じゃない」。
「知らないじゃ話しにならない」。
「ここだけの話をしてくれないと」。

と質問の手を緩めません。この攻防は優に30分を超えてきました。
これらを聞く来場者は興味津々。つっ込む会長に「そうだ!」「もっと引き出せや!!」と後押しをするよう。
そのうちしびれを切らしたのか、開発主査は「これは言いましょう」と(NEとは違う要点でしたが)断言する場面もありました。

最後にきて会長が来場者に問いかけます。「ファンとしては幌(現行の1500cc)に2ℓ エンジンを載せさせたいよね?」「そうなれば来場者の皆さんは買いますよね!?」と大風呂敷を広げてみせたのです。開発者らの心を動かしたかった。ところが観客は静まりかえってしまったのです。誰一人として応じてくれません。見ていた私はずっコケたのでした。
えーん


2023 ロードスタージャンボリー(雨とトークショー)
ふう。
目玉といえるトークショーが終われば閉会式です。
私は駐車場に戻り、今度は送り出す役目を担います。一台一台を送り出していくのです。


2023 ロードスタージャンボリー(雨とトークショー)
「ありがとうございました~」。
「お気をつけて~」。
掛ける声に帰る来場者らが手を振って答えてくれます。


2023 ロードスタージャンボリー(雨とトークショー)
このとき、あるスタッフが言いました。
「このふれあいが一番楽しいんですよね」。

その通り!!


2023 ロードスタージャンボリー(雨とトークショー)
ということで、2023年のジャンボリーは終わりました。
ここ数年雨が続くけど、それでもロードスタージャンボリーはいいものです。
今年もそう思いました。


ちょき男の子ニコニコ




※ ちなみに上記の発言は少し修正をしています。会話をそのまま文字お越しすると文章として伝わりにくいからです。もちろん趣旨は変えていません。

あと、記憶をたどった発言を思い出します。
「電気自動車になったときは間違いなくワンペダルでしょうね」。
「次のロードスターは完全なEV でしょうね」。
「ぶっちゃけ重くなりますよ」。
「でも乗ったら絶対に「これ軽くなったの?」っくらい軽快な感じがする」。
「EVでロードスターを作ったら相当楽しい車になると思いますよ」。
「重いものが4つのタイヤの中にある」。
「慣性モーメントが小さくなって、クルマってこんなに楽しくなるんだ」。
「小さくなって駒のようにくるくる回るようなクルマになります」。
「ものすごく軽快だし、モーターの制御を綿密に制御していけば意のままに操る車ができると思う」。
「決して未来は暗くない」。
「最高に楽しいロードスターになると予測してるから、あまり悲観する必要はない」。
「でもいまEVで作ったら重たくなるので、なんとしても軽い車を」。
「軽く作れるようになってからと思ってる」。





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この記事へのコメント
今年も雨のミーティングでしたか。お疲れ様です。
マツダは楽しい車を作ってくれます。私は買いませんが
いっそのことロータリーなんか積むと軽くてハイパワー、扱いにくさが
これがいいかもしれません。
今のトレンドはEV、実際バッテリーを積むし、バッテリーの原料の事、EV
を量産する二酸化炭素の排出量を考えると、古い車を大切にのった方が
いいような気がします。
何でもそうですが、遊び道具から目的を実行するための道具(ツール)になっていく今日この頃、セルモーターの音も聞けなくなった最近の車、、、
クラッチって何ですか?って世の中もそう遠くはなさそうです(泣)
Posted by ホゴ丸 at 2023年10月18日 09:30
ホゴ丸さん
「クラッチって何ですか?ってことになりそうだ」という話しは実際に出ました。
楽しさと不便が同居すると私には無理ですが、ロードスターについては特別なものを感じます。ロータリーは無理ですけどね。
先日の技術者の話を聞いていると、重量配分による慣性モーメントの向上は、意外と大きそうだと感じました。マツダの技術者に期待してもいいかな?と思っています。
とはいえ、うちはトヨタ派なんですけどね(笑)。
Posted by ささささ at 2023年10月19日 08:58
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