ROCツーリング333(下関・城下町散策)

ささ

2017年12月18日 09:10



集合は上毛パーキングエリアです。東九州自動車道の北九州方面。
今年最後のツーリングは雨となりました。今期2回目。七夕パレードを含むと3回目です。とにかく雨の多い年です。



向かう先は山口県下関市。九州と本州を繋ぐ関門海峡を渡ります。



参加台数は少なめです。こぢんまりと走れるんで、後続を管理する先頭の負担は少ないかな?




まずは山口県側日野山公園で下関市を眺めます。いま走ってきた経路を振り返える格好。



その後目指すのは唐戸市場とカモンワーフです。なんだかんだ時間が経って腹が減りました。



まずは唐戸市場です。いろんな寿司や海産物が並びます。
私は半額値下げを狙って、いつも釣りを終えた15時以降に来るんです。だから正午の定価は高く感じるんですよね(苦笑)。



そこで場所をカモンワーフに移しました。すぐ隣にある定食街です。
ちなみに「カモンワーフ」の意味は、関門波止場=関門Wharfをもじったんじゃないかな~と言う気がしています。



それはともかく、この日は気温が低く雨も降って体が冷えました。温かいものが食べたいと、このお店に入ります。



店内には装飾がありました。下関と言えばフグです。その下関では「ふく」と書くそうですね。山口独自の呼称かと思いきや、じつはそうでもないようです。



だからといってふく鍋を注文するわけではありませんよ。注文んだのはうどん+ミニ丼です。
とはいえ、ふくの天ぷらや唐揚げが添えてあり、胃で下関を感じることができました。
うん、よしよし。




さて、今回のテーマは「城下町散策」です。10月に次いで2回目。もちろん楽しみにしていました。
まずは功山寺の仏殿です。羅生門のような門をくぐると・・



見えてきました。奧にあるのが仏殿と功山寺です。
かつて高杉晋作が伊藤博文を率いて挙兵したところ。





場所は変わってこちらは毛利邸。長府にある方です。降ったり止んだりの雨の中をてくてくと歩いてきました。
写真は石を敷いた門前の長い坂。なんてことない風景ですが、印象に残ります。



この長府毛利邸。明治天皇がご宿泊所として利用されたほどの建物です。子供部屋が何部屋もあるなど、そりゃぁ贅沢な作りです。






まるで映画「犬神家の一族」に出てきそうなお屋敷。私はこういう造りが好きなので素晴らしいと思いますが、当時、管理は大変だったでしょうね。






せっかくですから、帰りしなに「古江小路」を通ります。いかにも城下町らしい雰囲気の小路ですが、「こうじ」と読まずに「しょうじ」と読むのだそうです。また、昔はこの辺りまで入り江だったそうです。どちらも知りませんでした。毎回思わぬ発見があるんですよね。



ということで、予定されたコースを一通り回りました。観光の〆に喫茶店でひと息ついて帰ることにします。




各自好きなものを飲みながら、今日一日を振り返ります。

とにかく印象に残ったのは、雨と寒さでした。
雨については降ったり止んだり。「傘なんか差さなくていい」という軍曹の肩がびしょ濡れたり、「幌なんて開けたままでいい」と言ってたウッチーが苦笑いで閉めたり。
それでも雨の合間には笑いがこぼれるなど、予定を中断することなく一日楽しめました。

いろいろな変化をもたらす年末において、予定を全うできたのは良かったと思います。

次回は新年。新たな年がやってきます。








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