ROCツーリング386 (トランシーバを試す)

ささ

2022年05月30日 09:10



ライダーとすれ違うことが増えました。新緑の季節ですからね。
例年5月のツーリングテーマは「新緑」です。今年も鮮やかな緑のトンネルをくぐり抜けて初夏へと向かいたい。



とはいえ5月も中旬。若葉は次第に濃い緑へと変わりつつあります。それでも鮮やかなライムグリーンは未だ残っているはず。その残り少ない「青」を求めて城島・塚原・耶馬渓を走ります。



すると不意に青葉が迎えてくれました。
まだ残ってた!
やりぃ!!
心配をよそに、早くもライムグリーンのトンネルをくぐります。
なんて心地いいんだろう これで夏への階段を上ることができます!!



ところで今回は秘密兵器があります。それはトランシーバー。
じつは走行中の車列について、これまで先頭の事務局さんが一括管理していたんです。それがここ数年台数が増えてきて、最後尾までを把握することが難しくなっていました。



そこでいろいろと思案したところ、トランシーバーが有効なんじゃないか?という話になったんです。目的は前後の連絡。じつは前回から試していました。つまり今回がテスト2回目。私も2回目です。



その配置は3か所。先頭の事務局さんと最後尾の会長。そして中継の私です。
おっと、運転中に把持することはありませんよ。通常は助手席に置いてイヤホンマイクで交信をします。



走行中のやりとりは、

事務局:「ピピッ、車列は後方までつながっていますか?どうぞ」
会長:  「ザザ~ッ・・ 信号により車列がちぎれました。どうぞ。」
事務局:「ピピッ、聞こえづらかったです。どうぞ。」
ささ:  「ピピッ、車列がちぎれた模様です。どうぞ。」
事務局:「ピピッ、了解です。スペースを見つけて待機しましょう。どうぞ。」


こんな感じです。



これは有効ですよ! 一行はスムーズに到着できましたからね。
立ち寄った休憩所は裏耶馬渓「立羽田の景」です。



このお店ではメンバーの多くがお菓子を購入。
なぜか小腹が空くんですよ。みな一斉にです。不思議だよなぁ・・



それはともかく、トランシーバーのその後です。
障害物の少ない平地なら交信できました。しかし、山間部に差し掛かって木々に囲まれると聞きづらくなるんです。例えばノイズが混じるケースや、全く通じないケースがあります。



そんな通じにくい状況のとき、私が中継ぎをするのです。これで前後の意思疎通はなんとか伝わったかたち。役に立ってよかった。
一行は昼食の安心院ワイナリーに着きました。



レストランに入れば、メンバーはそれぞれに注文をします。
ここは「ホルモンラーメン」が人気。
私は以前試したので、今回は違うものにしました(苦笑)。



ということで、食事を終えたら解散です。今日はちと参加者が少なかったかな? 梅雨の足音が聞こえてきそうな時でしたからね。ブランデーソフトも冷たく感じたし。



それでも「新緑」を求めてメンバーは集まりました。そして鮮やかな「青」を浴びたのです。若々しいエネルギーに変わってくれればと思います。



振り返れば、今回のツーリングには「トランシーバーを試す」という副題がありました。果たして大変有効のように思います。
本来スムーズな走行において、先頭が後方を把握するのは欠かせないことです。これに大きく貢献したと思うんです。

30年以上継続していても、機会を見て変化・対応できるクラブって凄いなぁ・・と感したのでした。






あなたにおススメの記事
関連記事