さぁ、3年ぶりのパレードです。ここ数年のコロナ禍により中止が続いてきましたが、今年は開催してくれることになりました。「大分七夕まつり」です。その開幕を飾るのが、各地の親善大使を乗せた「オープニングパレード」なんです。
こんな特別なこと、そうそうありませんよね。ならば十二分に楽しみたい。
ところでパレード経験も5回目となれば、過去に乗せた観光大使を見て思うことがあります。そして伝えたいことがあるんです。
それは、「観客に手を振る姿が控え目になっては損ですよ」ということ。周りは美人ぞろいですからね。遠慮しているとその輝きに埋もれてしまうんですよ。
だから、同乗してくれる親善大使にはお節介を焼きたい。すなわち、ブンブンと手を振るようすすめることです。「手を振ってくれる観客へ、その満面の笑みをもって懸命に答えること」 なんだ。そう伝えたいんですよ。
おろ? 緊張してるな??
そしていよいよ始まりました。会場内のアナウンスに合わせて我らロドスタ軍団が通りに傾れ込んでいきます!
ここは駅前の大通り。多くの観客が待ち受けています。
これ以上ない晴れやかな中を、オープンカーに乗った親善大使は満面の笑みをもって手を振ります。
その姿を見た沿道の観客は、華やかな親善大使に手を振り返してくれるのです。嬉しそうな、幸せそうな笑みで手を振り返してくれるのです。
これを受けた親善大使は、更に手を振って微笑みを返します。それはまさに幸せの交換という感じ。なんて特別な光景なんだろう。
そんな高揚感MAXの中にあって、この親善大使は「手が痛くなりそうですぅ~」と漏らすのです。可愛いじゃありませんか。それだけ一生懸命に手を振っているということです。
しかしパレードはまだ続いているぞ。「あと少し! 頑張れ 頑張れ!」 とオジサンは声をかけるのです。
え、キモい??
それでも観客の反応はすこぶるいい。
そんな特別な時間はあっという間に過ぎて行きました。親善大使はどこかほっとした様子。その先の交差点で下ろしたら終了です。
お疲れさまでした!
ということで。
3年ぶりのパレードは、事前の高原検査を求められるなど、まだまだ気を抜けない体制の下で行われました。
それでも沿道を埋め尽くす観客らは、とても嬉しそうに手を振ってくれていました。お祭りを待ち望んでいたように感じました。
未だ続く余韻に浸りながら、このあと恒例のチャイナムーンです。
テーブルの上ではパレードの話題で持ちきり・・ かといえばそうではありません。クラブ日常の会話に終始しています。思えば30年近くも行ってきたクラブです。いい意味で平常心なんだなと感じるようなことでした。
来年もまた、できたらいいな。
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