ROCツーリング390(ダブルスタンダード)

ささ

2022年10月03日 09:10



9月のツーリングは、日を分けて2回繰り返される事となりました。この記事では写真を縦2列に並べて、その対比を左右で楽しんでみようと思います。

日を分けた理由とは、台風の襲来により本来の予定日が延期されたから。この変更を受け、スケジュール修正が合わないメンバーのためにと、金曜日と日曜日の2回、延期版を準備してくれたというわけです。ありがとうございます。



そしてスタート。
左の写真を見れば、金曜日の空は曇ってますね。じつは集合時刻までパラパラと降ってたんです。一方の右側、日曜日は晴天。"女心と秋の空"と言いますが、同じ週末でこれほど違うものか。



で、今回のテーマは「水辺巡り」です。県内でも有数の湧き水スポットを巡ります。そのひとつがここ 「納池公園」。



昔の殿様が遊楽地として利用していたそうで、敷地の多くが湧き水池となっています。



その池には飛び石が渡されています。そりゃ行きますよね。写真映えするシーンであります・・ が、両日のテンションに違いを感じるのは気のせいか(苦笑)。片や雨交じり、片や晴天であります。



ま、気にするのも何だし次です。ここは山吹水源。ちょっぴり熊本県に入ります。



豊かに湧き出る水量と冷たさは台風の雨をも感じさせないものだったでしょう。それでも水に触れたくなる気持ちは晴れの日ならではか。



ちなみに私はこういう場所が大好き。こんなふうに佇みたかったなぁ。



見惚れるなら金曜と日曜、どちらがよかったろう。



さて、水辺巡りも3か所目です。ここは池山水源。超軟水なのだそうです。土のミネラルが豊かなんでしょうね。



ここでも水に触れているのは晴天の日曜日版ですよ。ネット情報によれば「恒温13.5℃」とあるので、日による水温の差はないんだけどね。



今回は県境をかすめたりまたいだり。常に10台を超す参加台数も2日に分かれたので隊列がちぎれることもなく走りやすいです。



金曜に食らった通行止めも日曜には通れるようになりました。



集められれた写真によると、金曜日は雲天垂れ込めるシーンが多かったかな。曇りの日はし~んと佇み、晴れの日曜日は陽気にはしやぐものが多かったように思います。



さて、フィールドは一転、丘の上です。有名な棚田に寄りました。ここも阿蘇の一角です。



その棚田を見渡すため、近くの丘に登ります。しかし何を好んで駆け登ろうというのか。そして掛け下ろうと。
いくら楽しいクラブだからと言って、いくら楽しいツーリングだからと言って、わざわざ走ることないじゃない(笑)。そこまでしておいて期待のオチもないし・・。



それはともかく、丘から眺める「扇棚田」は、山あいの浸食された土地を開墾したものでした。そしてなんと金曜と日曜の中日に稲刈りしちゃってる! 黄金色に輝く棚田を見られたのは曇りの初日だけでした。こればっかりは金曜日の勝ちでしょ・・。



そして昼食。金曜日の阿蘇「山水亭」が大変な順番待ち。食事にありつくまで一時間半かかったってことで、日曜日は久住高原「ニュー丸福」に変更。スムーズに入れました。



待たされた金曜の山水亭は開店前からライダーが並ぶ有名店。近く池山水源の名水を使っているからと評判がいいのだそうです。片や日曜は大分県側に戻って唐揚げ。このニュー丸福は過去にツーリングで行ったな。大分の県北人はちと唐揚げにウルサイよぉ~
(ま、今回はどちらも参加してないのでつべこべ言えませんが・・)



ということで、同じ3か所の水辺を金曜・日曜と巡ってきました。湿った石の上を慎重に歩いたり、乾いた野原を走ったり、近い日の異なる天候で同じ水辺を見てきました。第390回は変則的なツーリングでしたね。
その上でこの2つのツーリングは大きく個性を分けた気がします。正直、日曜組の方がよかったよなぁ・・。

ま、参加してない私が甲乙を付けるのは筋違いというものです。が、言いたいことは、「不条理に明暗は付くよね」ということ。こればかりはどちらに転ぶかわかりませんものね。

それでも2回目の方が無駄がないとか、いやいや初回の新鮮さに敵うものはないとかいろいろある事でしょう。私は思わぬ都合で急遽欠席に。みんなと走って清い水辺に立ちたかったです。参加したかったんだよ。







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