ささBLOG

殺生をしてはいけないという。その殺生には魚も含まれるという。
だけどそんなの考えたくない。
今日は12日。
期間は13日の夕方からだとある。ならば釣りしたっていいじゃないか。
だってお盆じゃないんだもん。



よかったら写真の展開も　　
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午後4時です。今回は夕まづめを狙います。
この時期、日中は暑くてたまりません。早朝だって7時を過ぎれば汗がだくだくと出ます。とてもじゃないけど釣りにならない。
一方で、夏の夕まづめは心地がいいんです。風が吹くし陽も陰るしで。そんな時間帯に出ました。



ところで家を出るとき親に咎められます。「お盆に殺生をするのか」とね。
だけどお盆は13日の夕方からとあります。対して今日は12日。直前であってもお盆じゃありません。
加えて近づく台風の影響で凪ぐのは今日まで。これはもったいないと心の抑えが利かなくなったのでありました。



それはともかく、久しぶりにタイラバを選びます。底を点で探ろうというわけ。
でも上潮が流れていないんですよ。対して底潮が行くいわゆる二枚潮なんだけど、それにしても違和感があるんです。なんだろな。



気づけばすごい数のクラゲです。このクラゲ、海水温の上昇と富栄養化を示すものですよね。やはり状況が悪そうです。



それでも魚探にはお魚マークがたくさん映っています。まさかこれ全部クラゲってことはないよね･･。



これは小魚がたくさん入っているのだと信じてルアーを変えます。キッチンホイルシールを張っただけの中通しオモリです。ささ誘導。



すると、途端にバイト。切り替え成功です。
こんなもんなんだよなぁ。不思議と釣れるささ誘導であります。



結果、上がってきたのはナイスサイズのアコウでした。45cm。



だからってキープしたりはしませんよ。お盆の直前だとはいえ、やっぱ気になってるのです。殺生をせず、写真を撮ったらすかさずリリース。
それでもバイトする魚がいることはわかりました。悪い状況の中でも釣れますよ。



しかし、その後は反応がなくなってしまいます。
ならば守りに入らずシャローへ向かいます。攻めに転じようというわけです。



しからばヨスジフエダイ･･。



続けてトラギス･･。

トラギスに至ってはハリに付けているオーロラに反応してるだけでしょ。
はぁ･･。外道ばかりで釣りたい魚が続きません。



こりゃぁシャローはダメだと元のコースに戻ります。もう陽も沈むし、ここはタイジグして終わりにしよう。
いつものように潮上へキャストしたあと底を引いてきます。でもヘンな潮の抵抗です。夏の若潮ってこんな感じだったかなぁ。
それでも“コツン”とバイト。



すぐさまフッキングをくれます。すると今度は35cmです。
型は落ちたものの、なんだかほっとしました。



魚はここでもリリース。
お盆に入ってないからと出てきましたが、確実に気にしていたでしょうね(苦笑)。



ということで。
お盆を直前に控えた“平日”の釣りでした。魚はみなリリースしたし、バチは当たらないものと思います。

また、夕まづめを狙った回でもありました。日中のうだるような暑さを避けられ、終了の時刻が決まっているのもいい。おかげでスパっと終えることができたもん。

振り返れば十分楽しい釣りだったけど、唯一マダイが釣れなかったんだよなぁ。