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2014年05月01日

釣り人のこころ模様

釣り人のこころ模様


ゴールデンウィークの初日。平日の凪がなんとか留まってくれそうです。
地元で鯛カブラでもしようと企んでいましたが、気づけば山口の響灘も波高が1mです。数万円かかる係留費も更新したことだし、ここはヒラマサを狙うしかないと前日から日本海入りします。


夜中に向かう海沿いはボーボーと風が吹き、道路に列ぶ旗がせわしなく揺れています。しかしそこは釣り人です。朝になれば風は止むんだと都合の良い理解で疑うことをしません。
そして夜が明けました。素泊まりした宿から見る港には昨晩と変わらない強風が吹き荒れています。これはまいったなぁ・・と戸惑いながらも、陽が昇りきったら風は止むんだとここでも都合の良い理解です。
しかし、歩いて向かった港の風景はいつもと違うものでした。漁師の船が一隻も出ていないんです。揃って係留されたまま。その漁師はどうしているかといえば、数人で固まって海を眺めています。ああでもないこうでもないと海況について分析をしている様子。
ああ、こりゃぁ、ダメだ。
前日に調べておいた波高は1mのままですが、風速3mというyahoo!の予報は大嘘でした。岬で守られた港の中でも10mを優に超しています。漁師の分析では、島の沖はさらに吹いているだろうとのこと。私も同感です。
ここは東の風でも3日続くとひどくなる。そして今日がその3日目。強風を背に行くときはいいんだけど、帰るときには真逆となり大変なことになるだろうと。これも同感でした。
前回、潮を被っても走り続けると豪語したばかり。でも、最初からわかりきった時化の中に出ていくのは間違いです。風裏で小物を釣るために来たのでもありません。


ガソリンを満タンにして高速料金を支払い、前泊の宿代まで払って備えた響灘釣行でした。でも、きっぱり諦めましょう。悔しい気持ちはありません。少ない経験ながらこの海のことが分かるからです。まだ暗い4時に起きて海を眺めてからトレーラーを自宅に向けるまで3時間。充分に考えたはず。


こんな早いうちにここを去るのは初めてです。朝の日差しで道路がまぶしいだろうな。午前中のうちに帰り着いたら地元でタイラバ? それもいいかもね。


ぴよこ3
















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