2016年10月06日
拾う神あり


10月に入りました。マグロが飛ぶ頃ではないかと思い、プチ遠征です。

場所は響灘です。今日は波が低く、終日1m。それでもポイントまで1時間かかります。
しかし着いてがっかり。コシナガは飛んでいません。

ならばそれまでジギングに専念します。
最初に釣れたのがこのイサキでした。30cmを超すいい型です。

次にマハタ。
いずれもSPY型のロングフォールで釣りました。

だけど、せっかく汐巻に来たのだから、スピニングでヒラマサを釣っておきたい。DeepRider+ツインパワー8000番という組み合わせでヒットしたのがこのヒラゴでした。久しぶりのヒラマサですが、80cmないと、どうしても見劣りしますね。


その後、50cmクラスが次々と釣れます。小型の多い時期なのかなぁ・・。

11時の潮止まりを過ぎた頃、海の様子が変わりました。沖からザワついた波が押し寄せ、潮の動き始めを告げます。そしてコシナガが飛び始めました。
ジョバッ!!
よっ、待ってましたっ!!

目視では60cm程度と大きくはありません。それでも俊敏なハンマーを走らせナブラに向かいます。しかしナブラは継続しません。数百メートル先から追いついて2キャストしたら終わり。沸き続かないのです。
少ないナブラですから遊漁船と見合わせることもあります。遊漁に対しては仕事だからと気を遣うものの、海は誰のものでもありません。尻込みすることなく私もキャストしました。
一度、すぐ目の前で跳ねたのですが、その絶好のチャンスをものにできませんでした。放り込んだのは鉄ジグの60gでしたが合わなかったかなぁ。どうもベイトはマイクロサイズらしい。
それでもカーブフォールに反応がありました。一旦口に含んで吐き出したような感触です。これを信じて今後はフォールを少し試してみようと思ってます。
さて、いつか時刻は正午を過ぎ、飛ばなくなったコシナガに見切りを付けます。中途半端なベイトの量がナブラを継続させない理由でしょうね。こればかりは海の状況次第です。来てみないとわからない。運を天にまかせるしかありません。

すると3しゃくり目のフォールに “ゴン!!” と、いきなりのヒットです。活性は落ちたと判断し、スローピッチに戻してました。
ナブラの沈んだあとは、道すがら各ポイントを叩いて帰ろうと、ヒラマサが着くこぢんまりとした天然礁を攻めていたのです。
「おっ、おっ、これはいい型じゃ」。

十分な引きを楽しませ、顔を見せたのは、なんとクエでした。60UP。
「やったやった。すげー嬉しい!!」
不意を突かれた私は大喜びです。
去年、下関のUさんが80UPを釣ってから目標とするターゲットでした。その7kgには遠く及ばないものの、捨てる神あれば拾う神あり。コシナガマグロを狙ってスカされた日に目標としていたクエが捕れました。ならば、こちらの方が嬉しいかも~


ということで、今回のマグロ釣りは空振りに終わりました。が、目標であった別の魚が釣れました。釣替えとしてはあまりに贅沢です。
そのクエは翌日のテーブルに列びました。鍋がいいという声を聞きくものの、まだ10月です。刺身で食べました。くせのない上品な味で家族に好評でしたよ。次、釣ったときは鍋にしようかな。
ふふふっ。
一旦スカされてみるのもいいもんだ。

Posted by ささ at 09:10
│ボート釣り
この記事へのコメント
さささん、お疲れ様でした~
そしてクエ、おめでとうございます(^^)
目指せ~10kg オーバー!
そしてクエ、おめでとうございます(^^)
目指せ~10kg オーバー!
Posted by U at 2016年10月07日 19:25
Uさん
ありがとうございます。3kg程度ですがいい引きしますね。あの柄を見たときはホント嬉しかったです。
10kg掛けたらスローピッチの細いラインじゃとてもとても(笑)。
ありがとうございます。3kg程度ですがいい引きしますね。あの柄を見たときはホント嬉しかったです。
10kg掛けたらスローピッチの細いラインじゃとてもとても(笑)。
Posted by ささ at 2016年10月08日 01:42