2018年01月01日
あけましておめでとうございます

新たな年を迎え、1年のスタートとして一投稿上げてみたいと思います。
私がここで投稿するのは、“私なりのコツ”です。
私は趣味でボート釣りやらダイビング、近年ではロードスターに手を出し、いろいろと楽しんでいます。楽しむと言えばこのブログもそうですね。細々としたものまで含め、長く続いています。その長続きするコツを整理してみました。
私が長く続けられるコツとして持っているのが“工夫”です。どのような工夫をすれば長く続くのか。
例えばボート釣りを取り上げます。購入した理由は、ヤズなどの小型青物を容易く沢山釣りたい。そんな小さなものでした。しかし、購入してすぐ気づいたんです。このままでは飽きるだろうなって。
というのも、同じ海に出て毎回同じ釣り方をして、たくさん釣れたときが基準になってしまえば爆釣が当たり前になってしまいます。それ以下だと「つまらなかった」「ガソリンの無駄だった」ということになる。それじゃぁ続かないんじゃないか。そこで、なにか海に出続けなければならない理由が必要だと感じたんです。
そんなとき、あるグループの掲示板で「釣果自慢」が始まりました。私はこれに乗っかろうと思ったのです。運のいいことに、同じジギングでの釣果を公開し始めた状況がそこにありました。これに挑戦するかたちで独自の釣り方を通じた釣果を出したい。私はそう思ったんです。いつしか掲示板で「大物バトル」と銘打たれるようになりました。私は負けてばかりでしたが、ネットを開くとその方の釣果が映し出され、悔しい思いを何度もしました。ギリギリ歯ぎしりするほど本当に悔しかったんです。ですから、同等の釣果を出すためいろいろと研究をしました。正反対の釣り方を受け入れる努力もしたし、出費を覚悟して釣れる海を探しに出かけもしました。海図を買って地形の変化や潮の当たる方面を見つけては調査に出かけたものです。そうすると何かしらの変化が毎回見つかって、これを解決するためいろんな釣り方を試すようになりました。その結果追いかけるものが次々と現れて、ありがたいことに今でも続いています。



この工夫は他も同じで、20代前半から続けているダイビングにもあります。それはログブックというダイビング記録簿なんです。私はここにお絵かきをするようになりました。毎回同じ別府湾に潜る日々では同じコースのみで退屈でした。しかし一旦絵を描き始めれば、何か特徴を見つけねば絵になりません。だって喜ばれたいもの。そこで「今日の特徴がどこかに落ちているはずだ」「何かないか何かないか」と細かなことでも見つけようと努めました。すると何かしら面白いことに気づいて、毎回同じようなダイビングにも、一回一回の特徴と意味がある事を知ったんです。これで飽きることがなくなりました。技術が向上したし、のぼせていた頃はミクロネシアやカリブ海まで潜りに行ったものです。



ロードスターにおいては「オープンカーに乗ってみたい」という思いが昔からありました。けれど、ただ所有するだけでは飽きるだろうとここでも思ったんです。気が向いたときだけワインディングを走るだけじゃね。だからオーナーズクラブに入ることにしました。ここは大人のクラブで、派閥を作ったり裏で足を引っ張る者がいません。25年も続けているクラブは大人の集まりでした。
ここでは月1回のツーリングに参加することが自分への責務で、これに応ずる形でいろんな楽しみ方に触れることができます。ツーリング一つとっても企画者の感性や風情が現れますからね。他人が持つ楽しみ方に触れて新鮮な思いをしています。
最後にブログです。私はかれこれ10年続けているのかな?ここにも続く理由がありました。それは文章を書くのが面白いからです。下手な文章だというのは承知しています。しゃくに障る部分があるのも知っています。だけど書くことが面白いんです。
それは随分昔、yahoo!掲示板で国内レースのトピ主をやっていて、結構盛り上がったことがありました。ファン同士の論議から企画書を作ってサーキットのパドックに持ち込んだり、モノ書きの目にとまってRacing On誌で何度か取り上げられたこともありました。そんななか、一度、私の文章をバカにされたことがあったんです。遠回しに指摘してくれたんだと思いますが、私はとても恥ずかしかった。そこで作文の勉強を始めたのです。学校では、教科書は読むけど作文技術は教えませんよね。例えば句読点を打つべき場所や、かかる言葉を並べる順番などが知識として不足しているわけです。「この本を読め」と勧めてくれる友人がいました。タイトルを観てバカにするなと思いましたが、それでも謙虚に読みました。目から鱗でした。繰り返します。作文は今でも下手だと思います。けれど、文章を書くことは面白いです。おかげで10年以上続けることができました。また、この文章を書く練習を続けることで、今ではいろんな役に立っています。とても有意義なことです。
つまり、続けていくためには工夫が必要だと思うのです。その工夫をいかに作り上げるか。
モノを買ったとしても、それ自体から楽しみが提供され続けることはありません。モノはモノでしかないと思うんです。ときめくものもありますが、育てることなく自分の中で輝き続けることはありません。それは手に入れた機会も同じです。
私は今後もいくつかの趣味を続けていくのだと思います。そこには楽しむコツとして何らかの工夫を加えていくのだと思います。その工夫とは、自分に課す義務であったりプレッシャーであったりすると思いますが、それが長く面白く続けていけるコツなんだろうと思っています。

私は趣味でボート釣りやらダイビング、近年ではロードスターに手を出し、いろいろと楽しんでいます。楽しむと言えばこのブログもそうですね。細々としたものまで含め、長く続いています。その長続きするコツを整理してみました。
私が長く続けられるコツとして持っているのが“工夫”です。どのような工夫をすれば長く続くのか。
例えばボート釣りを取り上げます。購入した理由は、ヤズなどの小型青物を容易く沢山釣りたい。そんな小さなものでした。しかし、購入してすぐ気づいたんです。このままでは飽きるだろうなって。
というのも、同じ海に出て毎回同じ釣り方をして、たくさん釣れたときが基準になってしまえば爆釣が当たり前になってしまいます。それ以下だと「つまらなかった」「ガソリンの無駄だった」ということになる。それじゃぁ続かないんじゃないか。そこで、なにか海に出続けなければならない理由が必要だと感じたんです。
そんなとき、あるグループの掲示板で「釣果自慢」が始まりました。私はこれに乗っかろうと思ったのです。運のいいことに、同じジギングでの釣果を公開し始めた状況がそこにありました。これに挑戦するかたちで独自の釣り方を通じた釣果を出したい。私はそう思ったんです。いつしか掲示板で「大物バトル」と銘打たれるようになりました。私は負けてばかりでしたが、ネットを開くとその方の釣果が映し出され、悔しい思いを何度もしました。ギリギリ歯ぎしりするほど本当に悔しかったんです。ですから、同等の釣果を出すためいろいろと研究をしました。正反対の釣り方を受け入れる努力もしたし、出費を覚悟して釣れる海を探しに出かけもしました。海図を買って地形の変化や潮の当たる方面を見つけては調査に出かけたものです。そうすると何かしらの変化が毎回見つかって、これを解決するためいろんな釣り方を試すようになりました。その結果追いかけるものが次々と現れて、ありがたいことに今でも続いています。



この工夫は他も同じで、20代前半から続けているダイビングにもあります。それはログブックというダイビング記録簿なんです。私はここにお絵かきをするようになりました。毎回同じ別府湾に潜る日々では同じコースのみで退屈でした。しかし一旦絵を描き始めれば、何か特徴を見つけねば絵になりません。だって喜ばれたいもの。そこで「今日の特徴がどこかに落ちているはずだ」「何かないか何かないか」と細かなことでも見つけようと努めました。すると何かしら面白いことに気づいて、毎回同じようなダイビングにも、一回一回の特徴と意味がある事を知ったんです。これで飽きることがなくなりました。技術が向上したし、のぼせていた頃はミクロネシアやカリブ海まで潜りに行ったものです。



ロードスターにおいては「オープンカーに乗ってみたい」という思いが昔からありました。けれど、ただ所有するだけでは飽きるだろうとここでも思ったんです。気が向いたときだけワインディングを走るだけじゃね。だからオーナーズクラブに入ることにしました。ここは大人のクラブで、派閥を作ったり裏で足を引っ張る者がいません。25年も続けているクラブは大人の集まりでした。
ここでは月1回のツーリングに参加することが自分への責務で、これに応ずる形でいろんな楽しみ方に触れることができます。ツーリング一つとっても企画者の感性や風情が現れますからね。他人が持つ楽しみ方に触れて新鮮な思いをしています。
最後にブログです。私はかれこれ10年続けているのかな?ここにも続く理由がありました。それは文章を書くのが面白いからです。下手な文章だというのは承知しています。しゃくに障る部分があるのも知っています。だけど書くことが面白いんです。
それは随分昔、yahoo!掲示板で国内レースのトピ主をやっていて、結構盛り上がったことがありました。ファン同士の論議から企画書を作ってサーキットのパドックに持ち込んだり、モノ書きの目にとまってRacing On誌で何度か取り上げられたこともありました。そんななか、一度、私の文章をバカにされたことがあったんです。遠回しに指摘してくれたんだと思いますが、私はとても恥ずかしかった。そこで作文の勉強を始めたのです。学校では、教科書は読むけど作文技術は教えませんよね。例えば句読点を打つべき場所や、かかる言葉を並べる順番などが知識として不足しているわけです。「この本を読め」と勧めてくれる友人がいました。タイトルを観てバカにするなと思いましたが、それでも謙虚に読みました。目から鱗でした。繰り返します。作文は今でも下手だと思います。けれど、文章を書くことは面白いです。おかげで10年以上続けることができました。また、この文章を書く練習を続けることで、今ではいろんな役に立っています。とても有意義なことです。
つまり、続けていくためには工夫が必要だと思うのです。その工夫をいかに作り上げるか。
モノを買ったとしても、それ自体から楽しみが提供され続けることはありません。モノはモノでしかないと思うんです。ときめくものもありますが、育てることなく自分の中で輝き続けることはありません。それは手に入れた機会も同じです。
私は今後もいくつかの趣味を続けていくのだと思います。そこには楽しむコツとして何らかの工夫を加えていくのだと思います。その工夫とは、自分に課す義務であったりプレッシャーであったりすると思いますが、それが長く面白く続けていけるコツなんだろうと思っています。

Posted by ささ at 12:00
│その他
この記事へのコメント
明けましておめでとうございます。
続けるコツ、大変勉強になります。
つたない記事の私のブログ。ぼちぼち更新していきます。
カリブ海まで潜りにいったんですか(笑)
いつか会える日を楽しみにしています。
続けるコツ、大変勉強になります。
つたない記事の私のブログ。ぼちぼち更新していきます。
カリブ海まで潜りにいったんですか(笑)
いつか会える日を楽しみにしています。
Posted by ホゴ丸 at 2018年01月02日 14:19
あけましておめでとうございます。
この投稿は出すまいと引っ込めていたものでした。お恥ずかしい限りです。
ホゴ丸さんのブログをいつも楽しみにしています。
いつか港で会いたいですね。海の男らしく。
この投稿は出すまいと引っ込めていたものでした。お恥ずかしい限りです。
ホゴ丸さんのブログをいつも楽しみにしています。
いつか港で会いたいですね。海の男らしく。
Posted by ささ at 2018年01月02日 18:54
船外機のオーバーヒートをググってたどり着きました。突然コメントすみません。もし差し支えなければ、2010年4月の船外機オーバーヒートした原因と修理について教えて頂けませんか?似たような症状で困ってます♂️
Posted by 水野 at 2018年03月15日 21:05
水野さん いらっしゃいませ。
船外機が壊れた原因はインペラの羽根の6枚のうち2枚がちぎれたからです。冷却のための海水を汲み上げられなくなりました。当時の私の操船はストップ&ゴーが激しく乱暴だったと思います。
その後の修理については、ピストン+シリンダーの他にフルオーバーホールまでしました。が、正直、最小限の修理でよかったのでは?と思っています。必要なく内部を削ってもバランスを壊すだけかも知れません。センサー音が消えず、結局買い換えとなりました。
船外機が壊れた原因はインペラの羽根の6枚のうち2枚がちぎれたからです。冷却のための海水を汲み上げられなくなりました。当時の私の操船はストップ&ゴーが激しく乱暴だったと思います。
その後の修理については、ピストン+シリンダーの他にフルオーバーホールまでしました。が、正直、最小限の修理でよかったのでは?と思っています。必要なく内部を削ってもバランスを壊すだけかも知れません。センサー音が消えず、結局買い換えとなりました。
Posted by ささ at 2018年03月16日 10:54
突然のコメントにもかかわらずありがとうございます。インペラだったんですね。
僕の場合は水は出ててオイルも綺麗なのが一定量入ってるんですが、警告音鳴って低速になってしまうんです。まだ100時間くらいしか使ってないのに泣けてきます。これからも参考にさせていただきます!
僕の場合は水は出ててオイルも綺麗なのが一定量入ってるんですが、警告音鳴って低速になってしまうんです。まだ100時間くらいしか使ってないのに泣けてきます。これからも参考にさせていただきます!
Posted by 水野 at 2018年03月16日 23:55
おそらくセンサー系の不良だと思います。
私のはDF50でしたが持病といえる現象でした。
けして安いものではないので、なだめながらつきあっていくのがいいかもしれませんね。
よかったらまたどうぞ。
私のはDF50でしたが持病といえる現象でした。
けして安いものではないので、なだめながらつきあっていくのがいいかもしれませんね。
よかったらまたどうぞ。
Posted by ささ at 2018年03月17日 06:16