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2022年10月31日

海を待っていた

海を待っていた

海を待っていた
金曜日の午後です。仕事をサボって海に出ました。週末の雨を避けたフライングであります。テヘッ
そんな後ろめたい気持ちを抱えて滑走を始めた途端、不意に興奮がこみ上げてきます。ウキウキして心が弾む感じ。大げさだけどこんな気持ち久しぶりです。日常のわずらわしさにより心が鬱屈していたのかもしれません。


海を待っていた
そしてヒット! 一流し目からです。


海を待っていた
海を待っていた
50UP。アコウです。こりゃ幸先いいな。今日はこのペースで進んでいくのかな。そう楽観的になります。


海を待っていた
ところが一転。その後の流しではアタリがなくなってしまいました。魚っ気を感じなくなったのです。


海を待っていた
どうしたものかと案じていると、目の前を有名な遊漁船が通過します。
そうか、この船は朝から大人数でここを擦ってたんだな。ならば魚など残っていようはずもない。


海を待っていた
となれば違う場所、彼らが流すことのないだろうポイントを攻めることにします。攻略変更というわけ。


海を待っていた
すると途端にアタリが出始めます。一流しに繰り返しヒットするのです。作戦成功、してやったりです。


海を待っていた
海を待っていた
そんな展開の中、魚をキャッチすることよりもアタリを見分けてアワセていくことに面白さを感じます。マニアックな嗜好だけど、そんなテンヤが楽しいです。


海を待っていた
おっと、口から吐き出したのは何?


海を待っていた
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その後も釣れ続けます。今回はアタリが多く、掛けていく面白さが繰り返されます。


海を待っていた
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海を待っていた
その面白さです。例えば同じようなボトムコンタクトでも、無機質な岩礁なのか微妙な生命感なのか。その見分けから針先に魚を乗せるようなフッキング。これを認める魚の応答。つまり、手に取るように釣っている感覚なんです。



そんな調子でグッドサイズを掛けました。魚の引きは真鯛にそぐわず一直線に走ります。もしや石鯛か? と心を躍らせます。


海を待っていた
ですが真鯛でした。ガーン


海を待っていた
いいサイズなんですけどね。加えて今の真鯛は引きが強い。


海を待っていた
もちろん食わない魚はリリースします。ここ最近は逃がしてばかりです。



それにしても今回はバレが多い。アタリがあってフッキングもしたはずなのに、リトリーブ中にバレてしまうのです。スレか?口切れか?そもそも正体は何?。


海を待っていた
次! ええぃ、掛けたりました。大きくないもののその魚はビュ~~~っと走ります。そして水面に浮いてきた銀色。「チヌか・・」そう思わせた直後、「あっ、シマシマ!」 「石鯛だ!!」。途端に焦りはじめます。現金ですよね。それでも必ず捕りたい。だから早くすくってしまいたい。そんなことだから尚早なタイミングでネットを突き出し何度もミスします。相変わらず情けない。ガーンガーン


海を待っていた
それでもキャッチ!! 胸が高鳴ります。「やったぁ、カッコがついた・・」 。なんとも贅沢な感想ですよね。でもそう思います。実際は好条件下で海の神様に釣らせていただいたのかもしれませんが、それでもかまいませんよ。これでキリがつきました。


海を待っていた
ということで、1か月ぶりの釣りは大満足に終わりました。10月にしては暖かく、海も凪いでアタリも豊富でした。掛けていく面白さを存分に楽しめたのです。釣りにはいいことづくめでした。

それにしても海に出た時のトキメキといったらなかったな。気づかないところで鬱屈していたのかもしれません。だから心は海に出たかったのでしょう。海を求めていたのでしょう。海が癒してくれたのでしょう。海に出られてよかったです。


にんまり






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この記事へのコメント
思いつきで海に出られるって羨ましいです。
どこの海でも最低2時間半かかるもんなぁ
そしていいのが釣れてますね。ずっと私が探してる50アップのアコウ
昔、ブラックバスの50アップを狙ってたのと同じ感覚です。
そしてマダイの入れ食い状態、、
さぞ癒しになったで事でしょう。やっぱ色んな意味でときめきは大切です。
Posted by ホゴ丸 at 2022年10月31日 11:24
ホゴ丸さん
年に一度、あるかないかの日に当たったようです(苦笑)。
沿岸に住む者は恵まれていて、例えば昨日の日曜日、午後から凪いだのですがムズムズする気持ちを抑えるのに苦労しましたよ。なにせアタリの数が多いときです。あの感覚に会いたくなるんですよ~
針先に乗せたときのしたり顔は見せられません(笑)。
Posted by ささ at 2022年10月31日 11:40

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