ささBLOG

3週間前の「親子で撃沈」のリベンジを果たしたい。その思いで海に出ました。
今日は平日です。自営業の強みというのか、無責任な行動か、依頼されてる仕事を中断しての釣りとなります。
その訳は、貴重な凪の日だから。連日の時化にあって唯一凪ぐこの日に、なんとしても釣果を手にしたい。その思いで海へ向かいます。



同行するのはもちろん次男です。彼にとっては初の本格ジギング。
そんな初心者たる彼に、青物を釣らせることができるでしょうか。



それでも出航は遅い9時からとなりました。彼は20代前半の若者です。ゆっくり寝ていたかったのでしょう。



そんな朝まづめを狙えなかったツケか、前半は反応がありません。狙っていた青物ポイントにブリはおらず。
仕方がない。いくつかのポイントを渡り歩きます。そして真冬の定番ポイントへ。
ここで次男のタイラバにアタリがありました。しかし乗ってきません。



一方で、私のスローピッチにエソが連発します。このことから、上げからフォールへと釣法を変えることにしました。



と、これは失敗例。
ボカグリップでエソを固定するのが面倒で、素手でジグをつかんで針を外そうとした結果です。
暴れるエソを危険だと分かっていても、ついやっちゃう。
正に自業自得ですナ。←（バカです）。



それはともかく、フォールに反応すると分かれば自信をもって繰り返します。
次にホウボウが釣れました。



このホウボウ。美味しいと聞きますが、調理する気になれません。
ここはお帰りいただくことに。



一方の次男。初めての本格ジギングで、もうから腕が痛いとのこと。
なので電動タックルを渡してみます。



これは電動ロングフォール。
着底したら、ちょい巻きボタンでラインを張って、す～～っとロッドを煽ります。
そしてティップでジグを弾きます。
続いて振り降ろしたロッドの先の、浮いているラインが沈んでいけば食っていない証拠。
なので、ジグが宙づりになったところでまた、ちょい巻きボタンを1秒押します。タナを上げるため。
そしてまたロッドを煽る。
この繰り返し。





で、真鯛が食いました。
美味しいサイズです。



ここからは面白いようにヒットが続きます。まさにパターンにはまった状況。
同じ釣法で次々と釣れていきます。



すなわち、
す～～っと煽って、パン!と弾く。



結果、続いてヒット。
その強い引きに、次男も私も興奮気味です。
これまでの渋いストレスを弾き飛ばすよう。
「最高じゃぁ!!」



そうやって散々騒いだ挙句、上がってきたのはニベでした。



加えて"大ニベ"とはいかない「中ニベ」程度です。
けれども十分なファイトを満喫できました。全くメゲてませんよ。
あとはブリだけ。
同じ釣法を繰り返すだけ。



すると、またもやヒット。
電動リールのカン高い音が小さいボートに鳴り響きます。
ここまでニベを連発している彼。「またもや･･」という懸念が頭をよぎります。
しかし、今回のはグングンと頭を振っている様子。本命? 期待できるかな??



十分な引きを楽しんだ後、水面に姿を見せたのは･･



念願のブリでした。ハマチサイズ。
それでも本命の魚が釣れてくれました。初経験の彼には大きく見えたことでしょう。
親でさえ恥ずかしくなるほどの「どや顔」です。
それほど「釣れて当然」な雰囲気が漂う後半戦となりました。
ポイント一つでこれだけ違う。恵まれた状況に巡り合ったのだと思います。
まだまだ釣れる。そんな雰囲気の中、我々は今回の釣りを終えたのでした。



ということで。
貴重な凪の日を逃さず海に出た今回でした。
フィールドでは多彩な魚種が釣れ、本格ジギング初体験の彼には十分な結果だったと思います。型にはまれば初心者でも成立するのがジギングですね。

とはいえ、サイズが伸びませんでした。この結果でリベンジを果たしたといえるのかどうか。
非常に微妙なところですが、親子としては、十分にはしゃいだ釣りでした。

文章についても浮足立ったかもしれませんね。
それほど楽しい一日でした。