ささBLOG

今日は祝日の月曜日。陽が傾き始めた午後3時過ぎです。
この連休はまた強風。
鰤ポイントである県南はボートを出せる状況ではありません。従って近場に切り替えることにしました。サーフで気軽な釣りをします。
国東半島に当たる北風を避けるため、南側に来ました。

ウエーダーを履き、厚手のライフジャケットを羽織ってサーフに立つと、どこか不思議と落ち着いた気持ちになります。
波もなく穏やかで、打ち寄せる度に砂に埋まる足下が心地いい。

さて、タックルは7フィート半のシーバスロッドに16gのシコジグラ。ラインはPE1号です。
スコーン!と軽く、まるで空気のように飛んでいきます。
「これよ、これこれ」
過去何度も通ったサーフの釣り。しっくりくるんでしょうね。何年経っても体が覚えてる。

ところでサーフで重要となるのがベイトです。
波打ち際を覗くと20cmほどの魚がチラホラ見えます。
魚の種類までは分かりませんが、チャンスはありそう。
ヒュンヒュンとキャストを繰り返しているうちヒット。








掛けたのはコチでした。それでもグイグイと首を振ります。
1号ラインに合わせたドラグをジリジリと引き出してくれます。
エラ洗いしないのでシーバスじゃないのはわかりました。
果たして砂場に引き上げられたのは60cmに迫ろうかというサイズ。
思いの外デカかったので、思わず笑いが出ます。

「これよ、これこれ!」








ヒットは離岸流の端ではなく寄せる本流の駆け上がりでした。
水深2m程度です。底付近。ヒラメ狙いでしたからね。
ところがメタルジグでは浮いたPEに引かれてすぐに浮き上がってしまいます。
そこでティップを水中に沈め、ストップ＆ゴー。ジグが着低しティップの曲がりが戻るたびに底取りを確認。これを数回繰り返す事でラインが水の中に沈みます。海中でほぼ一直線になりました。
慎重に底付近をリトリーブ。そしてバイト。

フックは口の中にありませんでした。
ラインがふけていたのでコースが良くなかったのかも知れませんね。
それでも半分は引っかけ要領のリトリーブですからこれでOK。






これで「今日はいけるな」とニヤケます。
ところがこのあとエソの赤ちゃんが続いてしまい、思いっきりサイズダウン。
とはいえ悪い状況ではありません。続けていれば本命が出るかもと粘ります。　
しかし、とうとう5時のサイレンが鳴ってしまいました。
夕食は6時です。家族が待っている。
今日はここまで。


今では「海が荒れたら」気まぐれに試すサーフの釣り。
でも来ると必ず「いいなぁ」って感じます。
だから荒れて欲しいとは思わないけど、いい巡り合わせでまた来たいです。